先日、俳優として活躍するムロツヨシさんが野外公演を発表。常設の劇場ではなく、トラックを使った公演になるそうです。
withコロナに合わせた新しい演劇体系へ
9月10日に『news zero』(日本テレビ系列)に出演したムロツヨシさん。番組内で、2021年4月にトラックでの野外公演を開催することを発表しました。
トラックでやってきて、扉が開くと演劇がスタート。終わるとトラックと共に去っていくという構想のよう。withコロナで様々な対策を強いられている現在の状況に合わせた、新しい演劇の形になりそうです。
ゴーチ・ブラザーズが配達演劇プロジェクトを開始
舞台製作会社として知られるゴーチ・ブラザーズは、6月にトラックを使用した配達演劇「THEATRE A/way(シアターアウェイ)」というプロジェクトをスタート。検証のためのプレ公演も行われました。
ムロツヨシさんの構想と同様に、舞台装置を運ぶ特別仕様のトラックを使用して演劇を行います。演劇をwithコロナでも実現しようと、様々な取り組みが続いています。
ムロツヨシさんのトラック野外公演がどういった形になるかはまだ発表されていません。しかし演劇の形が多様化していけば、「いきなり劇場に行くのは気後れする」という方でも演劇に触れる機会になり得ます。劇場がない街でも上演できるというメリットも。今後の展開が期待されます。