ラミン・カリムルーが出演するコンサート『The Reunion』が、今年の8月に開催されます。彼と親交の深いミュージカルスターたちが国内外から集結し、再会を祝うプレミアムなコンサートです。
トップミュージカルスター、ラミン・カリムルーが3年ぶりに来日!
日本でも絶大な人気を誇る世界的ミュージカルスター、ラミン・カリムルーが来日し、2日間限りで開催されるコンサート『The Reunion』。ラミンが自身に縁のある豪華な顔ぶれのミュージアムスターと共演します。
ラミン・カリムルーはイラン生まれカナダ育ちのミュージカル俳優、ミュージシャン、シンガーソングライター。独学で音楽を学び、クルーズ船のパフォーマーを経て2002年にウエスト・エンドでデビューし、2007年には史上最年少の28歳で『オペラ座の怪人』のファントム役に抜擢されます。
その後も『ラブ・ネヴァー・ダイ』や『サンセット大通り』などアンドリュー・ロイド=ウェバー作品に数多く出演しました。世界中のミュージカルファンから注目を浴びた『オペラ座の怪人25周年記念公演』でも主役を務め、ブルーレイ/DVDのリリースイベントで初来日。
翌2013年にミュージカルコンサート『4Stars』に出演し、奥深く透き通るような歌声で日本のファンを魅了しました。
ファントムと同様にラミンを代表する役といえば、『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンです。2014年にはバルジャン役でブロードウェイデビューし、トニー賞のミュージカル主演男優賞にもノミネートされました。
ラミンがコンサートで来日するのは、2021年の『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』以来3年ぶり。本公演は元々2021年及び2022年に開催予定でしたが、コロナ禍で開催中止になりました。
公演タイトルの「Reunion」は再会という意味で、ラミンが交友を持つスターたちとの再会を祝したステージですが、観客の私たちにとっては、待ちに待ったラミンとの再会を祝うひとときになりそうです。
ラミンが再会を果たす超豪華出演陣を紹介!
ラミン・カリムルーが本コンサートで“再会する”5名の超豪華キャストをご紹介します。
まずは、2010年に史上最年少で『エリザベート』のトート役を演じ、最近では2023年ミュージカル『ファントム』、本年6月にシンガポール公演を予定している『TOKYO~the city of music and love~』など、出演者としてだけではなくプロデューサーや演出家としても活躍する城田優さん。
ラミンは城田さんを「ブラザー」と呼んでおり、コンサート『4Stars』で2度共演。「闇が広がる」のデュエットも話題となりました。
2人目は『ミス・サイゴン』での熱演ぶりが海外スタッフからも絶賛され、プリンスアイスワールド横浜公演2024-2025『A NEW PROGRESS ~BROADWAY ROCKS~』などコンサートやライブイベントにも多数出演する日本ミュージカル界の歌姫、新妻聖子さん。
ラミンとは、過去に開催されたコンサートの『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー』、『アイ・ラブ・ミュージカルズ』で共演しています。
3人目は、『レ・ミゼラブル』では「世界一のジャベール役」、『オペラ座の怪人』では「伝説のファントム役の1人」と称されるイギリスのミュージカル俳優アール・カーペンター。コンサートのディレクターやプロデューサーもこなすアールは、本作のプロデューサーも担当しています。
4人目は、『レ・ミゼラブル』のジャベール役、『ウィキッド』のフィエロ役を務め、ウエストエンドで注目を集める新進気鋭の俳優ブラッドリー・ジェイデン。2023年の『オペラ座の怪人』のイタリア公演では、ラミンがファントム、ブラッドリーがラウルを演じました。
最後の5人目は、ラミン、ブラッドリーと共に『オペラ座の怪人』のイタリア公演に出演し、クリスティーヌ役としてパラフルな歌声を響かせた若手ミュージカルスターのアメリア・マイロ。
そして音楽監督は、ラミンが出演したコンサート版『キャメロット』や2023年に開催されたブロードウェイミュージカル『ONCE ダブリンの街角で』の日本版コンサートの製作にも携わったアダム・ホスキンスが務めます。
ラミン・カリムルーと世界各地で活躍するミュージカルスターが共演するコンサート『The Reunion』は、8月13日(火)と14日(水)に東京・サントリーホール 大ホールにて開催。公演及びチケットの詳細は、公式HPからご確認いただけます。
ミュージカルファンなら、誰もが1度はラミン・カリムルーの名前を聞いたことがあるはず。これまで何度も来日しているラミンですが、コロナ禍以降は公演が中止になることが多々あり、やっとラミンの歌声が聴ける!再会できる!と喜んでいる方も多いことでしょう。