世界的な作曲家であるシルヴェスター・リーヴァイの80歳を祝う『Concert for LEVAY 〜Happy 80th Birthday〜』が、2026年2月に東京・東急オーブで開催されます。

ミュージカル界で名高い作曲家の80歳をお祝いするコンサート

シルヴェスター・リーヴァイさんはミュージカル界で数々の名曲を生み出してきた偉大な作曲家のひとりであり、編曲家・ピアニスト・指揮者としての顔も持っています。1970年代からは作詞家・脚本家のミヒャエル・クンツェさんとコンビを組み、共作の『フライ・ロビン・フライ』でグラミー賞を受賞しました。

そんな2人の功績は音楽業界に留まらず、1990年代以降に『エリザベート』や『モーツァルト!』といった大ヒットミュージカル作品を世に放ち、いわゆる“ウィーン・ミュージカル”のジャンルを確立。

一方で、リーヴァイさん自身は1980年代にかけてエルトン・ジョンをはじめ著名なアーティストへの楽曲提供やプロデュースを行ったり、ハリウッドを拠点に映画音楽を手掛けたりと、多彩なフィールドで活躍し続けてきました。

そして今回、1945年生まれのリーヴァイさんが2025年に80歳を迎えた事を記念し、日本で『Concert for LEVAY 〜Happy 80th Birthday〜』が開催されます。2日限りのコンサートには、リーヴァイさんの作品と縁のある日本ミュージカル界のトップスター達が集結。ヨーロッパからのゲストも加わり、世界中で愛される珠玉のミュージカルナンバーを披露します。

リーヴァイ作品に縁の深い豪華キャストが登場

『エリザベート』や『モーツァルト!』、『マリー・アントワネット』など、シルヴェスター・リーヴァイさんが作曲を手掛けたミュージカルは日本でも繰り返し上演されています。今後は2026年2月よりミュージカル『レイディ・ベス』が、2026年5月より『レベッカ』が再演されるので、心待ちにしている方も多いのでは。

また、少女漫画を原作としたオリジナルミュージカル『王家の紋章』も人気を博したほか、2023年には構想に10年以上費やした『ベートーヴェン』が韓国に続き日本で初演されました。

『Concert for LEVAY 〜Happy 80th Birthday〜』では、こうした代表作の楽曲を幅広く楽しめます。

2日間のコンサートでは、13時と18時の2回にわたって公演を実施。両日程の昼夜どちらも出演するのは、7名の実力派ミュージカル俳優たちです。

佐藤隆紀さんは、メンバー全員が音楽大学の声楽科出身であるLE VELVETS(ル・ヴェルヴェッツ)のひとり。現在全国ツアー中のミュージカル『エリザベート』では、確かな歌唱力と円熟した雰囲気でフランツ・ヨーゼフを演じています。

田代万里生さんも、2025年版の『エリザベート』に佐藤さんとダブルキャストで出演中。数多くのミュージカルで活躍してきた輝かしい経歴には、リーヴァイ作品である『エリザベート』のルドルフ役や『マリー・アントワネット』のフェルゼン伯爵役も含まれます。

中川晃教さんは2002年にミュージカル『モーツァルト!』のタイトルロールを演じたことで、第57回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞と第10回読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞。2005年と2007年も続けて熱演し、次世代へとバトンを繋ぎました。

今やミュージカル界を牽引する存在の1人となった山崎育三郎さんも、『モーツァルト!』のヴォルフガング役や『エリザベート』のトート役を何度も演じるなかで、より一層の成長を遂げたといえるでしょう。

また、元宝塚歌劇団の和音美桜さんは、ミュージカル『モーツァルト!』や『レディ・ベス』に出演してきた実績があります。

さらに、ミュージカル界の歌姫として躍進し、直近ではミュージカル『マリー・キュリー』での主演も記憶に新しい昆夏美さんが登場。これまでに『マリー・アントワネット』やミュージカルコンサート『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界〜3rd Season〜』に出演しました。

平野綾さんは、近年声優だけでなく舞台俳優としても活動の場を広げています。ミュージカル『モーツァルト!』のコンスタンツェや『レディ・ベス』のレディ・ベス、『レベッカ』のわたしなど、リーヴァイ作品の魅力的なヒロインを演じてきました。

そして、高い歌唱力と演技力を誇りながらなお役者として進化し続ける井上芳雄さんも、14日・15日の夜公演にのみ参加。井上さんは2000年のミュージカル『エリザベート』皇太子ルドルフ役でデビューしたとあって、リーヴァイさんとの深いつながりを感じます。2025年には同作の東京公演にて闇の帝王・トートを演じ、観客を魅了しました。

続いて、14日のみ出演するキャストは3名です。

浦井健治さんは2004年の『エリザベート』で皇太子ルドルフ役に抜擢されて以降、多彩なジャンルの作品において唯一無二の存在感を発揮。2026年3月には話題の韓国発ミュージカル『破果(パグァ)』の日本初演に挑みます。

一路真輝さんは、宝塚歌劇団のトップスターとして1996年に日本で初演された『エリザベート』でトート役を務めました。さらに退団後には2000年から2006年まで東宝版『エリザベート』でタイトルロールを担い、日本の『エリザベート』人気を支えてきたといえます。

ミュージカルを中心とした活躍が光る木下晴香さんも『モーツァルト!』、『王家の紋章』、『ベートーヴェン』とリーヴァイ作品への出演を重ねてきました。

最後に、15日のみのキャストが2名。

涼風真世さんは元宝塚歌劇団のトップスターであり、退団後は舞台から映像作品まで幅広く活動。出演作には『モーツァルト!』、『レベッカ』、『レディ・ベス』、『マリー・アントワネット』などリーヴァイさんが手掛けた作品が多数あり、現在『エリザベート』にもゾフィー役で出演しています。

新妻聖子さんは、2006年のミュージカル『マリー・アントワネット』マルグリット役で第61回文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。3度にわたって開催されたミュージカル・コンサート『M.クンツェ&S.リーヴァイの世界』にも全て参加しています。

もちろん、ヨーロッパからのゲストも見逃せません。

オランダ出身の女優であるウィレマイン・フェルカイックさんは、ミュージカル『ウィキッド』のエルファバ役を3言語4か国で計2,000回以上も演じたという国際派。実は、彼女のキャリアは『エリザベート』オランダ公演から始まったそうです。

マーク・ザイベルトさんはドイツ出身のミュージカルスターで、『エリザベート』のトートや『モーツァルト』のコロレド大司教、さらに『レベッカ』のマキシムとリーヴァイ作品の主要な役を演じてきました。今回のコンサートは、海外でも高い人気を誇る彼のパフォーマンスを生で体感できるチャンスです。

そして、指揮者にはベルント・シュタイクスナーさんを迎えます。

『Concert for LEVAY ~Happy 80th Birthday〜』は2026年2月14日(土)・15日(日)に東京都の東急シアターオーブにて上演されます。チケットの一般発売は1月17日(土)より開始。詳細は公式HPをご確認ください。

もこ

日本でも多くのファンに親しまれているシルヴェスター・リーヴァイさん。その80歳記念のコンサートを日本で開催できるうえに、所縁あるミュージカルスターが集まるなんて素敵ですよね。