『信長の野暮』がAudience Award小劇場作品部門2位にランクインするなどAudience読者からも注目を集める劇団アナログスイッチ。新作公演『幸せを運ぶ男たち』が3月13日(水)から下北沢OFF・OFFシアターで上演されます。

5人の座敷童と1人のとても不幸な男が繰り広げる「時々切なくて、最後は温かい」物語

アナログスイッチは、「笑い損ねた日には、ちゃんとしたコメディを。」をテーマに、脚本家・演出家の佐藤慎哉さんを中心に2012年に旗揚げされた劇団。昨年5月には吉祥寺シアターにて19th situation『信長の野暮』が好評を博し、Audience Award 2023では小劇場部門第2位に選出されました。

また、新年1月4日にはニッポン放送での特別番組「新春ラジオドラマ・劇団アナログスイッチの幸せを運ぶ男たち」も放送するなど、今注目の演劇集団です。

20回目となる『幸せを運ぶ男たち』は“ゆるくて笑えてほっこりする”ワンシチュエーションコメディ。初演は2014年で、今回は10年ぶりの再々演となります。

『幸せを運ぶ男たち』は、人よりも5倍不幸な男と、彼を幸せにする使命を負った、5人の座敷童子達の物語。座敷童がいるにも関わらず、何故か幸せにならない男。そこにはある真実が隠されていて…。

主宰の佐藤慎哉さんは上演にあたり、以下のようにコメントしています。
「お気に入りの作品を、少し書き直して再上演します。座敷童は古い家にポツンといる印象だけれど、現代のアパート、それも1Rにぎゅうぎゅうにいたら笑えるなという、想像から始まったこの作品。
5人愛らしい座敷童たちと人間たちとのユーモア溢れるやり取りと、時々切なくて、最後は温かい物語をお楽しみください!!」

“人よりも5倍不幸な男”に、「Candy Boy」の奥谷知弘

本作には、アナログスイッチ劇団員からは、秋本雄基さん、渡辺伸一朗さん、藤木陽一さん、忠津勇樹さん、大迫綾乃さん、雨宮沙月さんが出演。(※大迫さんと雨宮さんはWキャストでの出演)

また、テレビ朝日の音楽情報番組「BREAK OUT」から誕生したボーイズグループ「Candy Boy」でリーダーを務める奥谷知弘さん。
映画『チャロの囀り』では主演を務めるなど、舞台・映像・モデルと幅広く活躍している若手注目俳優の東宮綾音さん。
テレビ・ドラマ・映画とマルチに活躍し、チーズtheater『川辺市子のために』では大切な役どころである北を演じた朝田淳弥さん。
過去に『バンブー・サマー』、『みんなの捨てる家』と2度のアナログスイッチへの出演経験のある佐藤修作さん。
そして、劇団ノーミーツからドラマ・CMでおなじみの上谷圭吾さんが出演します。

注目の存在とあって、本公演のチケットは即完売。当日券販売、配信を検討中とのことですので、公式からの情報をお待ちください。

アナログスイッチ20th situation『幸せを運ぶ男たち』は、3月13日(水)〜3月17日(日)に下北沢 OFF・OFFシアターにて上演です。詳細は公式HPをご覧ください。

ミワ

チケット完売という嬉しくも悲しい複雑な事態。筆者は配信チケットの発売を切に願っています…!