調整次第で最大10日間も休める今年のゴールデンウィークは、親子で舞台を満喫する絶好のチャンス!しかしいざ観劇したくても、小さいお子さまを連れて観られる作品は意外と少ないものです。そこで今回は、ゴールデンウィーク中に全国各地で上演されるファミリー層におすすめのミュージカル・演劇をピックアップ!3歳未満のお子さまも一緒に観られる作品を紹介します。
【東京】新作『ディズニー くまのプーさん』
今春、日本で初上演される新作ディズニーミュージカルが、『ディズニー くまのプーさん』です。100エーカーの森で暮らすプーさんと仲間たちが等身大のパペットになって登場するので、舞台に慣れていないお子様でも親しみが持てるはず。
アニメーション映画でおなじみの曲が多数使われていて、大人も童心に帰ってプーさんの物語を楽しむことができます。7月まで及ぶジャパンツアーが、4月27日(土)より東京にて開始。
ひざ上での鑑賞も可能で、最前列より最大6列目までのVIB席は1歳以上のお子さまより、S席・A席は4歳以上のお子さまより入場時にチケットが必要となります。公式HPはこちら。合わせて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
【埼玉・千葉・群馬】劇団四季ファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』
劇団四季のミュージカルは観劇できる年齢が3歳以上からとなっている作品が殆どですが、ファミリーミュージカルと呼ばれる演目は、3歳未満のお子さまでも観られます。
ファミリーミュージカルからおすすめしたいのが、『ガンバの大冒険』。町ネズミのガンバが、仲間を助けるためにイタチのノロイ一族に襲われた島へと冒険する物語です。ガンバが仲間の船乗りネズミ達と出会い、ときには別れを通じて成長するストーリーは、大人の心にも刺さるものがあります。
ネズミ達の軽快なダンス、ノロイ一族の不気味なダンスと、ダンスシーンが印象的に描かれているのも見どころです。本作は全国公演を行っており、ゴールデンウィーク期間中は4月27日(土)に埼玉、29日(月)に千葉、5月6日(月)に群馬で上演されます。詳しい公演情報は公式HPへ。※27日(土)公演は、既に売り切れとなっています。
【東京】円・こどもステージ『あらしのよるに-ひみつのあいことば-』
東京を拠点に活動する演劇集団・円が両国にあるシアターX(カイ)にてゴールデンウィークに上演するのは、『あらしのよるに-ひみつのあいことば-』。2005年に映画化もされた大人気絵本を原作としており、円では1997年から上演されている舞台劇です。
絵本の出版から今年で30年になるのを記念し、作者のきむらゆういちさんによる、ヤギのメイとオオカミのガブの新たな友情の物語がステージで繰り広げられます。
チケットの対象は3歳から。2歳以下のお子様は無料で、親御さんの膝上で鑑賞できます。4月29日(月)から5月6日(月)までの公演期間のうち、1日(水)と5日(日)にはお子様を対象とした舞台の裏側が見られる無料見学会も実施される予定です。公式HPはこちらから。
【兵庫・大阪】人形劇『はらぺこおあむしショー』
大ベストセラー絵本作家、エリック・カールが描いた物語を大型人形劇で表現し、ニューヨークでも話題を呼んだ『はらぺこおあむしショー』が、日本人キャストによって上演されます。
上演するのは、世界名作童話や人気アニメ『プリキュア』シリーズのミュージカルショーなど、本格的な子供向けぬいぐるみ人形劇を制作・上演する劇団飛行船です。
子供も大人も知っている『はらぺこあおむし』をはじめとした4つのお話が人形劇によって展開され、その愛らしい世界に親子で夢中になることでしょう。3歳以上からチケットの購入が必要となり、3歳未満のお子さまは親御さんの膝上での鑑賞にて無料となります。
4月28日(日)には兵庫、29日(月)には大阪で上演予定です。詳細は公式HPへ。
3歳未満のお子様も観劇できる作品なら、家族のうちの誰かが留守番にならず、全員でゴールデンウィークのお出かけを楽しむことができますね! 膝上ではなく自分用の座席が必要なお子様は、3歳未満でもチケットの購入が必要な場合も。お子様のご都合や演目に合わせてチケットをお求めください。