2026年がスタートしました!今年も人生を豊かにしてくれる素敵な作品との出会いが待っています。2026年上演予定作品の中から厳選して、おすすめの演劇・ミュージカル作品を紹介します。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ロングラン公演が2026年12月末に千穐楽!

2022年から東京・TBS赤坂 ACTシアターにて初演を迎えた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。多くのキャストが入れ替わりながらロングラン公演を続けてきた話題作が、2026年12月27日(日)に千穐楽を迎えます。

今作はハリー・ポッターシリーズの小説原作者であるJ.K.ローリングが演出家のジョン・ティファニー、脚本家のジャック・ソーンとともに創作したオリジナルストーリー。小説や映画のファンの方も続編として楽しめる内容になっています。

【あらすじ】
ハリーとロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後。魔法省で働くハリー・ポッターは三人の子の父親になっていた。次男のアルバスは父親に反抗的な態度を取り、幼い頃に両親を亡くしたハリーは父親としてうまくふるまえず、関係を修復できない状態にあった。そんな中、アルバスはホグワーツ魔法学校の入学式に向かうホグワーツ特急の車内で、偶然一人の少年と出会う。彼は、父ハリーと犬猿の仲であるドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスだった!二人の出会いが引き金となり、暗闇による支配が加速していく・・・。

心に刺さるセリフ、演出や舞台装置が素晴らしいと評価の高い今作。最寄りである東京メトロ赤坂駅3b出口から始まるハリーポッターの世界観が、観劇前の気持ちをより奮い立たせてくれます。また2026年1月15日の公演からはエイモス、ダンブルドア、スネイプ役に2025年8月に卒業した市村正親さんのカムバックが決定。市村さんのダンブルドア校長が観たいという方は、是非この機会をお見逃しなく!

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は現在、東京・TBS赤坂 ACTシアターにて上演中。2026年12月27日(日)に千穐楽を迎えます。公式HPはこちら

ミュージカル『夢から醒めた夢』 夢の配達人役を飯田洋輔が演じる!

赤川次郎さんが絵本のために書き下ろしたファンタジー小説を、劇団四季の創設者である浅利慶太さんが舞台化したミュージカル『夢から醒めた夢』。1987年に劇団四季によって初演を迎え、「一番好きなミュージカル」に名前をあげる方も多いほど愛されている作品です。リニューアルを重ねながら、現在は浅利演出事務所が上演しています。

【あらすじ】
好奇心旺盛で冒険を夢見る少女ピコは、夢の配達人に導かれて夜の遊園地で幽霊の少女マコと出会います。突然の交通事故で命を落としてしまったマコは、一人残され涙に暮れる母親をなぐさめ、お別れを言うために、一日だけ入れ代わってくれる人を探してさまよっていたのです。不思議なことにあこがれるピコはマコの願いを聞き入れて、一日だけという約束で霊界へ…。ピコの大冒険が始まります。

主人公のピコ役には劇団四季のミュージカル『アナと雪の女王』でアナ役、『赤毛のアン』でアン・シャーリーを演じた三代川柚姫さん。マコ役には2023年にも『夢から醒めた夢』でマコを演じた鹿ノ子ひよりさん。そして夢の配達人役を、元劇団四季所属で退団後にミュージカル『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を演じた飯田洋輔さんが演じることで注目が集まっています。

筆者が人生で初めて観た劇団四季の作品が、『夢から醒めた夢』でした。遥か昔のことなので細かいセリフの言い回しは覚えていないのですが、ピコの人を信じられる心の強さ、別れの切なさに胸が熱くなり、2階席で涙を流したのを覚えています。心が洗われるという感覚を初めて知った作品でした。年代問わず楽しめるストーリーなので、是非多くの方々に観ていただきたいです。

ミュージカル『夢から醒めた夢』は、2026年4月24日(金)から5月17日(日)まで、東京の自由劇場にて上演されます。公式サイトはこちら

ミュージカル『メリー・ポピンズ』 キャメロン・マッキントッシュ×ディズニーの最強タッグ

傘をさして風に乗ってやってきた家庭教師と、煙突掃除屋さんが歌う「チム・チム・チェリー」でおなじみの『メリー・ポピンズ』。日本でのミュージカルは2018年と2022年に上演されており、4年ぶりの再々演決定に歓喜の声をあげた方も多いのではないでしょうか。今作はP.L.トラバースによる小説とディズニーによる同名ミュージカル映画が原作。心躍る名曲やダンス、演出に劇場中がハッピーな空間に包まれます。

【あらすじ】
1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。一向に子守が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力を持つメリーと、煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に、子供たちは大喜び。一方、父ジョージは銀行でのある融資をきっかけに苦境に立たされてしまう。しかしこの出来事をきっかけに、バンクス家は家族の幸せを見つけ、それを見届けたメリーは、また空へ帰っていくのだった。

メリー・ポピンズ役には濱田めぐみさん、笹本玲奈さん、朝夏まなとさん。バード役は大貫勇輔さん、小野田龍之介さん、上川一哉さんらが演じます。その他にも続投される方、新たに参加される方と魅力的な方ばかりでキャスト選びには悩むかもしれませんね。『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』を手がけたことでも有名なキャメロン・マッキントッシュとディズニーとの最強タッグ。是非劇場で体感してみてください。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』は2026年3月28日(土)から5月9日(土)まで東京の東急シアターオーブ、5月21日(木)から6月6日(土)まで大阪の梅田芸術劇場メインホールにて上演。公式サイトはこちら

ミュージカル『ミス・サイゴン』 ベトナム戦争をテーマに描いた我が子を思う究極の愛

最後に紹介するのは世界4大ミュージカルのひとつ、ミュージカル『ミス・サイゴン』。日本では1992年に初演を迎え、30年以上にわたり多くの方々を魅了してきました。ベトナム戦争をテーマに、究極の愛を描いた作品です。

【あらすじ】
1970年代のベトナム戦争末期。エンジニアが経営するキャバレーで働く戦災孤児のキムは、アメリカ兵のクリスと出会い、恋に落ちる。お互いに永遠の愛を誓いながら、サイゴン陥落の混乱の中で引き裂かれる二人。エンジニアと共にバンコクへ逃れたキムはクリスとの子・タムを育てながら、クリスが迎えに来てくれることを信じて待っていた。しかしクリスはアメリカに帰国後エレンと結婚。エレンと出会ってしまいそのことを知ったキムは、愛するタムを守るためにある決意を固める。

『ミス・サイゴン』は内容が重くつらいだけに、名作でありながらも好きな人と苦手な人に好みが分かれる作品。しかし美しく壮大な音楽とオーディションで選び抜かれたキャスト陣の迫真の演技には心が激しく揺さぶられ、気付けばまたあの世界を感じたいという思いに包まれます。登場人物それぞれにソロの楽曲があるのでいろんな視点から楽しめますが、やはりキムの我が子を思う究極の愛には涙が止まりません。

2026年は前回からキャストが大幅に変わり、また新たな『ミス・サイゴン』が楽しめるのではないでしょうか。

ミュージカル『ミス・サイゴン』は2026年10・11月に東京の東急シアターオーブ、12月に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・福岡市民ホール 大ホール、27年1月に静岡・アクトシティ浜松 大ホール、北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演が行われます。公式サイトはこちら

かずちぃ

ファンタジー作品やハッピーな気持ちになれる作品を多めに紹介しました。2026年も皆さまが素敵な作品に出会えますように。