内館牧子さんのベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化!5月4日より有楽町よみうりホールにて上演されます。アコーディオンの生演奏と共におくる友近さんと千葉雄大さんの二人芝居。魅力的な今作の見どころについて紹介します。
内館牧子さんの「高齢者小説」シリーズ第4作目『老害の人』を舞台化
リーディングドラマ『老害の人』は、2022年に出版された内館牧子さんの同名小説を舞台化した作品。内館さんは40歳で脚本家デビュー。朝の連続テレビ小説や大河ドラマなど多くの作品の脚本を手がける一方、作家として書籍も世に送り出してきました。『老害の人』は、『終わった人』『すぐ死ぬんだから』『今度生まれたら』に続く高齢者小説の第4作目となり、高齢者が知らず知らずのうちに周りに被害を与えている「老害」について描かれた作品。誰もがいつかは迎える老後に視点をあて、さまざまなタイプの「老害の人」が登場します。
<ストーリー>
小さな玩具屋を大手企業に育てた元社長・福太郎。だが、老いてなお「自慢話が止まらない」彼は、ついに家族にも会社にも“老害”認定され、娘からは完全に距離を置かれる。そんなある日、福太郎が出会ったのは、自分以上に強烈な“老害”・サキ。彼女との出会いをきっかけに、世の中から締めだされた老人たちの反撃が始まる――!
友近と千葉雄大の二人芝居に注目!
二人芝居でお届けする、リーディングドラマ『老害の人』はキャストがとても魅力的です。お笑い芸人で女優としても活躍し、舞台作品ではミュージカル『アダムスファミリー』や『プロデューサーズ』などに出演の友近さん。
数多くのテレビドラマや映画に出演し、『ラヴ・レターズ』や『坂元裕二朗読劇2020「忘れえぬ忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』などの朗読劇、打ち合わせや台本なしの即興ドラマを繰り広げるスジナシシアターvol.18inきゅりあん大ホールなど多岐にわたって活躍する千葉雄大さん。
今作の登場人物すべてを友近さんと千葉さんが自在に演じ分けます。
台本・演出を担当した笹部博司さんは「ここに登場する老人たちは、みんな欠点だらけです。でも、それ以上に魅力的な人たちばかりです。そんな彼らを、たった二人の俳優が演じ分ける。その挑戦にふさわしいのが、友近さんと千葉雄大さんだと思いました」と語っています。
お二人ならではのスピード感やテンポの良さには、呼吸を忘れるほどに引き込まれるのではないでしょうか。それぞれのキャラクターの演じ分けにも期待が高まります。
アコーディオン奏者のチャラン・ポ・ランタン小春が音楽を担当
リーディングドラマ『老害の人』の音楽を担当するのは、姉妹音楽ユニットのチャラン・ポ・ランタンのメンバーでアコーディオン奏者の小春さん。
チャラン・ポ・ランタンは歌を担当する平成生まれの妹・ももさんと、アコーディオンを担当する昭和生まれの姉・小春さんが2009年に結成したユニット。2014年にエイベックスからメジャーデビューを果たしました。代表作として有名なものは、2016年に発売された『進め、たまに逃げても』。TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』のオープニングテーマに起用されています。アコーディオンのメロディが、千葉さんと友近さん演じる登場人物の感情や情景をどのように表現するのかも見どころです。
フィナーレは歌謡ショー! 千葉さん演じる福太郎の司会で、友近さん演じる春子が昭和歌謡を熱唱。観客を巻き込んで大団円へと向かいます。
舞台『老害の人』は5月4日(月)から11日(月)まで東京の有楽町よみうりホール、5月16日(土)から19日(火)まで大阪の森ノ宮ピロティホール、5月23日(土)から24日(日)まで愛知の東海市芸術劇場大ホール、5月31日(日)に秋田のあきた芸術劇場ミルハス中ホールにて上演されます。公式サイトはこちら。
昨年12月に亡くなられた内館牧子さんの出身地である秋田でも上演されますので、お近くの方は是非足を運んでみてください。


















