せっかく舞台のチケットを買ったのに、「急な仕事が入ってしまった!」「病気にかかってしまい外に出ることができない…。」となくなく観劇を諦めてしまったことが、一度はあるのではないでしょうか。そんなもしもの時に備えられる保険が登場しました!

「チケット保険」とはいったいどんなもの?

演劇やミュージカルのチケットを購入する際、事前に日程を決めたうえで購入することが多いですが、その後行くことができなくなった場合に日にちの変更や払い戻しができないケースがほとんどです。リセールといった二次流通の場も普及はしてきましたが、特に体調不良や交通機関の遅延や運休といった直前に発生したトラブルに関しては、まだ十分に対応できないのが現状です。そこで今回、ニッセイプラスが提供を開始するのが「チケット保険」。所定の事柄で観劇をキャンセルした場合にチケット代を補填するという、新しいサービスです。

「チケット保険」の商品概要・詳細は?

提供されるプランは、ベーシック、家族、グループの3プラン。

まず「ベーシックプラン」は、入院や感染症への感染、公共交通機関の遅延・運休、宿泊を伴う出張といった所定の事柄で観劇ができなくなった場合、これらの事柄に該当した方のチケット代を補償するものです。

次に「家族プラン」。こちらのプランはベーシックプランで記載されている事柄に加え、家族の入院や通院、感染症への感染といった、“家族に起きた有事”に対しても補償してくれるプランです。

最後の「グループプラン」は、補償対象となる事柄はベーシックプランと同じですが、これらの事柄に該当した場合に、購入者全員分のキャンセルチケット代を補償してくれるプランとなっています。

また全てのプランにおいて、公式リセールが成立した場合は、保険料は全額返金となります。

特に冬はインフルエンザなどの感染症が流行したり、大雪の影響で公共交通機関が遅延・運休するなどといったトラブルも増えてきます。そんな万が一に備えて、こうしたサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

ニッセイプラスの「チケット保険」は、松竹の直販チケットに対しては11月18日(火)より提供開始。そして劇団四季の直販チケットに関しては、2026年1月をめどに準備を進め、整い次第サービスを開始するとのことです。

nan

仕事や病気で泣く泣くチケットを手放さなければならなくなったことが何度あったことか…。そんな時に頼ることができる「チケット保険」が登場したのは、本当に心強いと感じています。今後さらにサービスが広がり、万が一のトラブルに対しても安心して観劇を楽しめる環境が整っていくことを期待しています。