2016年にロンドンで、2018年にブロードウェイで上演がスタートした『Harry Potter and the Cursed Child』。2部作の演劇というブロードウェイでは異色の作品です。(ブロードウェイ・Lyric Theatre)
01 あっと驚く!魔法の世界を舞台で再現
舞台のために書き下ろされたハリー・ポッターシリーズの作品『Harry Potter and the Cursed Child(ハリー・ポッターと呪われた子)』。ハリーが父親として奮闘する姿を描いており、魔法もしっかり再現されています。舞台で驚き、楽しんで欲しいという思いから「#KeepTheSecrets」というバッチが配られるのも粋な演出。
02 ハリーの息子がスリザリンに!?父の苦悩に共感
『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後を描いた本作。ハリーの息子アルバスはなんとスリザリンに入寮。反発する息子との関係性に悩むハリーは、世界を救った魔法使いも1人の父親なのだと気づかされます。普遍的な親子の悩みを、壮大な魔法と共に描いた作品。異世界ながらも共感するのは、ハリーがいつも自然体で飾らない人だからなのかもしれません。
本作は、2022年に日本での上演も決定しました。TBS赤坂ACTシアターが“ハリー・ポッター専用劇場”として生まれ変わるそうです。日本人キャストでの上演、誰がハリーを演じるのか今から楽しみですね。