「演劇 街」で検索すると、出てくるのは東京・下北沢と、劇団 演劇街に関するページばかり。やっぱり演劇が観られる街は下北沢だけ?いえいえ、そんなことはありませんよ。今回は、東京・有楽町/銀座/日比谷エリアの劇場をご紹介します。

01 日本初の西洋式劇場「帝国劇場」

クラシックかつ荘厳な建物に、絢爛な照明とステンドグラス、そしてワインレッド色の美しい絨毯。帝国劇場は、一歩足を踏み入れた瞬間に「あぁ、私は今日、舞台を観に来たんだ。」と感じさせてくれる、まさに演劇の殿堂といえる劇場です。現在は堂本光一さん作・構成・演出・主演の『Endless SHOCK -Eternal-』が上演中。劇場ならではの非日常感を味わいたい方にはぴったりの劇場といえます。公式ホームページはこちら

02 曲面に囲まれた幻想的な劇場「日生劇場」

2万枚ともいわれるアコヤ貝が美しい天井に、照明の光を淡く反射する石張りの壁。そのすべてが曲面で構成された日生劇場は、観客に、まるで異世界にさ迷い込んだような不安と興奮をもたらします。現在は市村正親さん主演の名作ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』が上演されています。公式ホームページはこちら

03 芸術座の精神を引き継ぎ、未来を創る劇場「シアタークリエ」

1957年にオープンし、48年後の2005年に建物の老朽化から幕を閉じたお芝居の殿堂・芸術座。その2年後、芸術座設立から50年という節目に設立されたのがシアタークリエです。「創造」への挑戦。それがシアタークリエという名前に込められた想いなのだそうです。杮落とし公演は、三谷幸喜さん作・演出の『恐れを知らぬ川上音二郎一座』。以降、名前に込められた想いの通り、国・ジャンル・形式を問わず様々な作品を上演されています。3/5(金)からはミュージカル『GHOST』が上演予定。名物・天のやのたまごサンドと一緒に、一度観劇に訪れるのはいかがでしょうか。公式ホームページはこちら

04 宝塚劇団の東京拠点「東京宝塚劇場」

100年以上続く宝塚劇団、その東京拠点として1934年にオープンしたのが東京宝塚劇場です。公演のほとんどは、お芝居とショーの二本立て(中には3本立ての公演も)。現在は雪組の方々による『f f f -フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~と、『シルクロード~盗賊と宝石~』が上演されています。 オーケストラによる生演奏に、スターたちの視線や表情、衣装に小道具、舞台装置。舞台のすべてが私たちの目も、心も盗みます。公式ホームページはこちら

Kei

いかがでしたでしょうか。有楽町/銀座/日比谷エリアを訪れる機会がありましたら、ぜひ、劇場にも足を運んでみてください。