日生劇場で7月29日から開幕する日生劇場開場60周年記念 音楽劇『精霊の守り人』。バルサ役を演じる明日海りおさんのオフィシャルインタビューが到着しました。
宝塚で磨いた殺陣で、バルサをキレよく演じる
上橋菜穂子さんの原作小説は累計370万部を突破するベストセラーに。NHK放送90年大河ファンタジーとして2016年から2018年にかけてドラマ化されたことでも話題となった『精霊の守り人』。人の世と精霊の世が交錯する世界で、用心棒のバルサと精霊の卵を宿した皇子チャグムの国を守る戦いを描きます。
初の舞台化となる音楽劇『精霊の守り人』でバルサを演じるのは、明日海りおさんと梅田彩佳さんのWキャスト。今回は明日海りおさんへのオフィシャルインタビューが実施されました。
バルサは短槍使いの用心棒ということで、殺陣も見どころの1つ。宝塚歌劇団にて花組トップスターを務めた明日海さんは殺陣に関して「久しぶりなので不安もありますが、殺陣の基礎は学んでいるので、その頃お世話になった先生に恥ずかしくないように。これから稽古を詰めていけば、動きにキレも出てくると信じて頑張ります」と力強く語ります。
「樹々や大地のざわめきが伝わってくるような、壮大で神秘的な曲」
音楽は、舞台『セールスマンの死』やミュージカル『SPY×FAMILY』などを手がけたかみむら周平さんによるオリジナル書き下ろし。明日海さんは楽曲の魅力について、「樹々や大地のざわめきが伝わってくるような、壮大で神秘的な曲。温かい感じと少し寂しい感じが、原作から伝わる“ピュアさ”とピッタリはまっていて、聴きながらどんどん世界観に入り込んでいます」とコメント。
稽古は既に始まっており、「お客様に観ていただいて作品が育ちはじめ、身体や心に起こる反応のようなものが日々少しずつ変化していく。その感触があるから、もっといいものを目指したいと思うのかもしれません。稽古場で苦しんだ分だけ本番で身になっていく感覚がたまらないんです(笑)」と本番への期待を語りました。
音楽劇『精霊の守り人』は7月29日(土)から8月6日(日)まで日生劇場にて上演、8月4日(金)に追加公演も決定しています。上演形態は日生劇場ファミリーフェスティヴァル公演と特別公演の2種類。日生劇場ファミリーフェスティヴァル公演は、子どもにも分かりやすく、大人も楽しめる公演を目指し、公演時間を約2時間(休憩含む)に設定。チケット料金も大人がS席 6,000円、A席 4,000円、子ども(中学生以下)がS席 3,000円、A席 2,000円とお得に購入が可能です。特別公演は上演時間が拡大され、S席 9,000円、A席 7,000円で販売されています。
また、枚方・新潟・旭・岩国でも日生劇場ファミリーフェスティヴァル公演として上演するほか、上田・柏崎・札幌・大阪・熊本ではニッセイ名作シリーズ公演として小学生を対象とした無料招待公演が実施されています。詳細は公式HPをご確認ください。
ミュージカル『エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン-WAR PAINT-』では化粧業界で生き抜く美しくも力強いエリザベス・アーデンを演じられていた明日海さん。本作ではファンタジーな世界観の中でかっこよく躍動する姿が楽しみです。