ゴツプロ!の新作公演『イノレバカ』が8月30日(水)から本多劇場にて幕を開けます。作・演出を田村孝裕さんが務め、あるお寺を舞台に、住職と出家した個性的な人々を描きます。窪塚俊介さん、那須凜さん、古山憲太郎さん、田中真弓さんらを迎えての上演です。

“演劇界の魔法使い”田村孝裕によって立ち上がる、“カリスマ住職とお寺に集まる個性豊かな人々”の物語

ゴツプロ!は俳優の塚原大助さんが主宰を務め、2015年に男性俳優のみで立ち上げられた劇団。2016年の旗揚げ公演『最高のおもてなし!』は好評を博し、2018年に幻冬舎文庫で小説化されました。同年、『三の糸』で海外進出を果たし、台湾の台北で上演。万国共通の人間の根本的な部分を作品に落とし込み、世界に発信しています。

ゴツプロ!の新作公演『イノレバカ』の作・演出を担当するのは、劇団ONEOR8の座付作家・演出家で、人間の内面を描き出す会話劇に定評のある劇作家・演出家の田村孝裕さんです。 

ゴツプロ!主宰の塚原さんは、本公演の上演について以下のようにコメントしています。
「“演劇界の魔法使い”私は勝手に脚本・演出の田村孝裕氏をそう思っている。ゴツプロ!で、お坊さんの話はどうかと打診をすると、田村さんらしい独特なアイディアを次から次へと打ち出してくれた。
これは観てからのお楽しみになりますが、『イノレバカ』というタイトルの真意を聞いたときには、流石だなと思わず膝を打った。今作品に集まって頂いた超個性派な役者たちにどんな魔法をかけるのか、今からハラハラとワクワクが止まりません。どうぞご期待ください」

『イノレバカ』の舞台となるのは、都心からそう遠くはない、知る人ぞ知るお寺。このお寺は住職の説法が有名で、かつては人で溢れかえり、住職を慕って出家した者たちが今では僧侶となり働いています。何もかも住職のおかげだというのに、その住職が、ボケてしまい…。

超個性派の豪華なキャストが大集結!

出演者には、ゴツプロ!メンバーの塚原大助さん、浜谷康幸さん、佐藤正和さん、泉知束さん、渡邊聡さん、44北川さん。

そして、映画『火火』や『花筐/HANAGATAMI』、ドラマ『教場』や『イチケイのカラス』等数多くの映像作品に出演。PARCO PRODUCE 2021『ピサロ』などの舞台作品でも高い評価を得ている窪塚俊介さん。

2022年に第29回読売演劇大賞にて杉村春子賞を受賞。先日発表された、第31回読売演劇大賞の中間選考で女優賞に名前が挙がっている那須凜さん。

劇団モダンスイマーズの劇団員で、教養バラエティ番組「坂上どうぶつ王国」のどうぶつ保護ハウス「さかがみ家」で保護活動にも力を注ぐ古山憲太郎さん。

声優として『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィや『ドラゴンボール』のクリリンなど、数々の有名キャラクターの声を担当。また、自ら劇団を主宰し舞台俳優としても精力的に活動する田中真弓さんらが名を連ねました。

公演期間には以下の日程でアフタートークが開催される予定です。
9/3(日)14:00公演後:ゴツプロ!、田中真弓さん、窪塚俊介さん、古山憲太郎さん
9/4(月)14:00公演後: ゴツプロ!、田中真弓さん、那須凜さん
9/6(水)14:00公演後: ゴツプロ!、汀紗さん、福嶋浩康さん、大久保雛さん、高山陽平さん、尾崎大陸さん 

ゴツプロ!第八回公演『イノレバカ』は、8月30日(水)〜9月10日(日)に東京・本多劇場にて上演です。詳細は公式HPにてご確認ください。

ミワ

ポスターを見た時にそのビジュアルのインパクトに驚きました。始まる前から「なんとなくもう面白そう!」という雰囲気が漂っている本作。どのような物語が繰り広げられるのか期待が高まります!