シアタークリエ2025年の2・3月公演として、ミュージカル『ヒーロー』の上演が決定。『October Sky』のミュージカル化を手がけた作家コンビが贈る、心温まる感動のミュージカルで、日本初演となります。主演は、昨日大千穐楽を迎えたばかりの『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』で主人公ジョナサン・ジョースター役を演じた有澤樟太郎さんです。
奇跡はすぐそこにある―
元NASA技術者の実話を描いた『October Sky』を手がけたコンビ、脚本アーロン・ティーレン、作曲・作詞マイケル・マーラーによるミュージカル『ヒーロー』。訳詞・翻訳・演出に上田一豪さんを迎え、日本初上演が決定しました。
過去にトラウマを持ちながらアメコミ漫画家を目指す主人公が、アメリカを代表するアイコンの一つである「アメリカン・コミック」に登場する憧れのHERO達のような並外れたパワーは無くとも、家族や仲間達との別れや交流を通して自分の中にこそスーパーヒーローがいることに気づいていきます。
主演は、ミュージカル『刀剣乱舞』で活躍し、近年では『ジャージー・ボーイズ』『キングダム』『のだめカンタービレ』に出演。昨日大千穐楽を迎えたばかりの『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』で主人公ジョナサン・ジョースター役を演じた、有澤樟太郎さんです。
有澤さんは「まず、⽇本初演のミュージカルをやらせていただける喜びを噛み締めております。責任とプレッシャーを感じつつ、しっかりと作品に向き合って参りたいと思っています。今回、このお話をいただいた時ヒーローというワードに惹かれました。僕も幼い頃からヒーローに憧れてヒーローに救われた 1 ⼈。とても運命を感じました。家族、恋⼈、友⼈だれもが⾝近に感じられるテーマを持った⼼温まるミュージカル作品にしていきたいと思っています。
信頼する演出の上⽥⼀豪さんの下、こだわりをもってヒーロー役を演じていきたいです。今から稽古が楽しみで仕⽅ありません。まだ公演は先ですが、ぜひ劇場に温まりにお越しください」とコメントを発表しました。
<あらすじ>
漫画家志望のヒーロー・バトウスキーは父親と二人暮らし。ウィスコンシン州のミルウォーキーにある実家のコミックショップで働いている。高校生の時にあることがきっかけで心が折れたヒーローは、前に進むことができなくなっていた。
ある日、高校時代のガールフレンド・ジェーンが街に戻ってくる。お互いの気持ちのすれ違いから別れたが、10年ぶりに再会した2人は当時の誤解を解き再び中を深めていく。さらには、勇気を出して出版社に送っていた自作の漫画に契約の話が舞い込んで来て、順風満帆の幸せな日々を送っていたヒーロー。だがある日、父が突然倒れて亡くなってしまったことから、漫画家という夢を諦めようと決意し―。
ミュージカル『ヒーロー』は2025年2・3月、シアタークリエにて上演。公式HPはこちら