3月になり、ぽかぽかした小春日和もすぐそこ。のんびりと日向ぼっこをするのにぴったりの季節ですね。今回は、そんな春めいた気分にぴったりのミュージカル映画をご紹介。観ればほっこりあたたかい気持ちになれますよ。

01 この世界を楽しむ魔法を教えてくれる!『メリー・ポピンズ』(1964)

風にのってやってきたメリーが、独特の教育でバンクス家の生活を一変させる物語。「ちょっぴり砂糖があるだけで苦い薬も飲めるのよ」「鳩に2ペンスを」など、子供の想像力ややさしい心を引き出すメリーの言葉は、大人たちがつい置き去りにしてしまう大切なことを思い出させてくれます。

続編の『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019)や映画制作秘話の『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)と合わせれば、どっぷりと作品世界に浸ることもできます。

舞台版では2018年の日本公演も記憶に新しいところ。濱田めぐみさんと平原綾香さんがダブルキャストでメリーを演じ、映画の世界観にちょっぴりスパイスを加えた可愛らしさと、ディズニー・マジックの刺激が楽しいステージでした。

02 「朝がくればいい事がある」名作を現代版に脚色した『ANNIE/アニー』(2014)

いつか両親に会える、と希望を捨てない孤児アニーの姿に勇気をもらえる作品。日本でも30年以上の上演実績がある名作ミュージカルを現代に置き換えた映画です。

難しい境遇にいるアニーと仲間たち。小さくても自立したひとりの人間として、大人に甘えたい寂しさを押し込めて、一生懸命に日々を過ごします。彼らを取り巻く一部の大人たちの思惑には心が痛くなるかも。それでもハッピーエンドを掴むアニーの純粋さが、心に響き、あたたかい気持ちになれます。

舞台版は東京公演2021年4月24日(土)~5月10日(月)が決定し、現在チケット販売中。アニーに会いに行ってみてはいかがでしょうか。公式HPはこちらチケットはチケットぴあから購入可能です

03 これぞ、ミュージカル映画の金字塔!『雨に唄えば』(1952)

トーキー映画の制作に奮闘するハリウッドスターの物語。古い映画だからこそ、長いカットで魅せるダンスシーンなど、当時の撮影技術で練り出した美しいシーンが散りばめられています。

どしゃ降りの雨さえ楽しんでしまうあの名場面は、浮き足立つ恋心を映画史上最も美しく表現したと言っても過言ではありません。ジーン・ケリー演じるドンの軽快なステップは観るものを爽快な気分にさせる、唯一無二のダンスです。

その雨のシーンを完全再現した舞台版はこれまでに宝塚歌劇団や来日公演で上演されました。2022年1月に予定されている来日公演が今から楽しみです。公式HPはこちら

Sasha

今回ご紹介した3作品はどれも長年親しまれてきた名作。家族の在り方、夢を持つこと、恋のときめきなど、時代を越えて心に寄り添う感情を、音楽や踊りにのせて私たちに届けてくれますよ。