劇団 東京夜光が9月8日から吉祥寺シアターで上演する『FRAGMENT』。1944年にB29の東京空襲にて最初の標的となった武蔵野・吉祥寺の街と、現代を繋ぐ物語です。

「2023年、戦争が起きたら、俳優はどう生きるか。」

2022年、本多劇場で上演された『悪魔と永遠』で、東出昌大さん演じる罪を抱えながら生きる男の姿が鮮烈に印象を残した劇団 東京夜光。1年半ぶりに行われる本公演では、作品が上演される武蔵野・吉祥寺の街を舞台に、戦争に直面した人々をリアルに描き出します。

軍需工場があったことから、かつてB29の東京空襲の最初の標的となった武蔵野。2023年、その武蔵野の公園で、演劇サークルの仲間たちがバーベキューを楽しんでいたところ、突如として航空機の轟音がとどろきます。地下壕に逃げ込んだ彼らが見つけたのは、戦中の少女の日記。

戦争を過去のものではなく、遠い国のどこかで起こっているものではなく、現実に自分たちの出来事として目の当たりにした時、俳優たちはどう向き合うのか。演じること、伝えることにどのように意義を見出すのか。作・演出の川名幸宏さんが実際に武蔵野中央公園のベンチに座り、書き始めた作品です。

本作に出演するのは、劇団 東京夜光の丸⼭港都さん・草野峻平さん・笹本志穂さんと、永⽥紗茅さん(柿喰う客)、阿久津京介さん(もあダむ)、堀⼝紗奈さん(劇団4ドル50セント) 、⾓⽥萌果(劇団⻘年座)さん、⽥中博⼠さん(東京タンバリン) 都倉有加さん(C-PLUS)、ししどともこさん、中⼭⿇聖さん。400名のオーディションで選ばれた実力俳優たちです。

『FRAGMENT』は吉祥寺シアターにて、9月8日から18日まで上演されます。公式HPはこちら

Yurika

『悪魔と永遠』では現実と物語の境目が曖昧になるような切実さが印象的だった東京夜光。『FRAGMENT』も現実と重なり、胸に迫る作品になりそうです。