新進気鋭のミュージカルメイカー「東のボルゾイ」。2024年も、挑戦的なオリジナルミュージカルで幕を開けます。過去作『バウワウ』(2022)、『IBUKI』(2023)等、現代社会をシニカルに描くミュージカルコメディを多数発表してきました。新作ミュージカル『ガタピシ』も現代を真摯に映し、賑やかで、ちょっと不気味な物語を上演予定。それに伴い、キャストオーディションが開催されます。

新進気鋭のミュージカルメイカー「東のボルゾイ」注目の新作

現代の社会問題をミュージカルに昇華する劇団 東のボルゾイ。東のボルゾイは、東京藝術大学出身の脚本家・島川柊さん、作曲家・久野飛鳥さん、演出家・大舘実佐子さんが主宰する劇団です。2018年に、日本人の身体と言語を炸裂させるミュージカルを作るという目的で始動しました。

同年9月には多くの若手表現者を起用し、ミュージカル『なんのこれしき』を上演。2020年に、さらなる創作の発展を目指し、「東のボルゾイ」を結成しました。

コロナ禍でも精力的に作品の創作を続け2年間で『なんのこれしき2020』『ジョウジの1ページ』『彼方が原』『バウワウ』と4作品を上演。2023年は『IBUKI』と『イエスと言え予告公演』『イエスと言え』の3作品を発表し、ミュージカル表現の領域を拡げてきました。

新作ミュージカル『ガタピシ』フルキャストオーディション開催

セクシャルハラスメントとセカンドレイプを描いた『バウワウ』(2022)、自己に潜む差別意識に向き合う『IBUKI』(2023)、進むジェンダー理解と日本の結婚制度のギャップに焦点を当てた『イエスと言え』(2023)に続き、新作『ガタピシ』でも社会課題に切り込みます。エンタメとして楽しめると同時に、社会や時代を新たな視点で見つめるきっかけとなることを目指した作品です。

あらすじ

高校の恩師が死んだ。しかも、火葬炉が故障した。
つまり先生の焼却が、一時停止してしまっているのである。
申し訳ないが、気持ち悪いである。
葬式に集った教え子たちは、炉の中の先生が今どういう状態なのか、つい想像しては、いかんいかんとかき消すのを繰り返していた。
元学級委員の伊藤糸は、できれば皆に会いたくなかった。
今の私にはもう“学級委員み”のかけらもない。
私たちは微弱なマウントを取り合い、当時の後悔や恥をどうにか覆そうとし、あわよくば恋人を作ろうとしながら、片手間に先生の死を悼んだ。
社会に出てみてわかったよ、先生はとってもマトモな人だった。いや、ふざけた人だった。
ていうか、孤独な人だった。
私たちは、卒業式での先生の祝辞を思い出した。それは全員の頭に、じわりと、しかし決して消えない呪文となってこびりついている。
どう考えても祝う気のない、不穏な言葉だったから。
君たちからは、音がする。
ガタピシ。
壊れゆく音です。だから、命懸けで楽しんで。

https://www.easternborzois.com/audition

オーディションは、プリンシパル(ダブルキャスト)各班6名、全12名の募集となります。

〈公演概要〉
●公演タイトル:東のボルゾイ第6回公演 新作ミュージカル『ガタピシ』
●稽古期間:2024年2月25日~4月9日、週4~6日稽古(役により変動あり)
●小屋入り期間:2024年4月10日(水)~4月21日(日)
●本番:2024年4月13日(土)~4月21日(日) 全12公演予定
●劇場:すみだパークシアター倉

一次審査の課題の提出は1月13日(土)23:59までとなっています。オーディション詳細は公式HPよりご確認ください。

ミワ

新たなミュージカルスターの誕生を心待ちにしています!