演出家・ソロアーティストとしても活躍するミュージカル俳優の城田優さんによるオリジナル・エンターテインメントショー『TOKYO〜the city of music and love〜』が5月14日から19日まで東京・東急シアターオーブで上演されます。いったいどんなショーになるのか?城田さんの好きな音楽や、出演者の顔ぶれから占ってみようと思います。
JPOPカバーアルバムもリリースしてきた城田優が手がける『TOKYO〜the city of music and love〜』
『TOKYO〜the city of music and love〜』は、城田さんが自ら演出・主演をするショーで、演出には金谷かおりさんも参加します。共演のシンガーはシンガーソングライターのSWEEPさん、音楽デュオ・ぺルビンズのRIOSKEさん、俳優の吉田広大さん、アーティストのRainy。さん、ボーカルグループ・FYURA PROJECTのyuzuさんです。ゲストにはmiwaさん、鷲尾怜菜さん、島津亜矢さんが日替わりで出演します。
RIOSKEさんとyuzuさんはTikTokで人気のボーカリストで、お2人ともパワフルなソウルやヒップホップ寄りの楽曲も得意です。横浜生まれのSWEEPさんも国際色豊かな楽曲を歌い上げ、Rainy。さんは昨年にアニメ『名探偵コナン』へのエンディング曲『…and Rescue Me』で話題を呼びました。透明感あふれる澄んだボーカルでリスナーを魅了する存在です。吉田さんはミュージカル俳優とソロシンガーの“二刀流”を歩み、パワフルな歌唱を見せてくれます。
ソウル、ミュージカルから演歌まで、城田さんが自らオファーしたアーティストたちにより、ミュージカルの名曲からJPOPまで多彩な楽曲で観客を魅了するショーが『TOKYO〜the city of music and love〜』です。
城田さんは過去に2作、カバーアルバムをリリースしています。1作目の『a singer』は古今のミュージカルナンバーをカバーしたもので、城田さんも出演した『エリザベート』の『闇が広がる』、『ロミオとジュリエット』の『エメ』などのデュエットも収録。2作目の『Mariage』はJPOPアーティストのカバー曲で構成しました。「僕が10代から聴いていた曲を、僕の声、世界観で感じて欲しい」とのコンセプトで、宇多田ヒカルさん『First Love』back number『ヒロイン』、Official髭男dism『Pretender』などのヒット曲ぞろいの11曲をカバーしています。城田さんのマルチな活躍ぶりと、エンタメへの感性がこの2作からもうかがえます。
ミュージカルの枠を越えた活躍を続ける城田さんが「好き」を極めた音楽と演出、シンガポールでの公演も決定し、多彩な共演者を交えて、歌・ダンス・意表をつく演出と、現代のエンタメの最先端を見せてくれそうなショーになりそうです。
東京に集まる世界最先端のエンタメ、それを城田さんがどんな演出で見せてくれるか楽しみです。