遠征組のミュージカルファンにとって、宿泊するホテル探しは死活問題。宿泊費用は抑えたいけれど、できればカプセルホテルではなくビジネスホテルで気兼ねなくゆっくりしたいですよね。今回は節約派のあなたへ、日比谷の劇場まで交通機関を利用して30分以内、一人での宿泊料金が10,000円以内のホテルを紹介します!全て筆者が実際に宿泊したホテルです。(2024年6月現在の価格です。)

日比谷周辺のホテルは料金が高い

帝国劇場、日生劇場、シアタークリエ、東京宝塚劇場と日比谷には多くの劇場が存在し、日々さまざまな作品が上演されています。日帰りが難しい方や連日観劇したい遠征組の方は、劇場へのアクセスが良い場所に宿泊先を確保したいですよね。

しかし日比谷周辺のホテルは宿泊料金が高めです。物価の上昇や人手不足による料金の高騰は仕方ないとはいえ、交通費のことも考えるとやはり少しでも宿泊費を節約したいところ。筆者は日比谷の劇場から徒歩圏内ではなく、公共機関を利用して30分以内でアクセスできるホテルを探しました。

宿泊費に出せる限界の金額を決める

ホテル探しをする時、これ以上はお金を出さないという限界の金額を決めておくと、少し迷いが減り後悔のない選択ができるのではないでしょうか。筆者の場合、宿泊費に一泊10,000円以上は出さないというこだわりがあります。なぜなら10,000円を超えるとミュージカルや演劇のS席のチケット料金に近付いてしまうので、頑張ればもう1公演観られたのでは?と切なくなってしまうからです。

筆者の遠征時の日程は平日が多く基本的に一人行動。そのため、今回紹介するホテルも一人でシングルルームを利用した場合の宿泊料金になります。またこれからの夏休み期間は料金設定が高くなっていることも多いので、必ずしも今回紹介した金額で宿泊できるとは限られませんが、少しでもホテル探しの参考になれば嬉しいです。清潔感があり客室が綺麗なホテルを選びました。

日比谷駅から東京メトロ日比谷線で約3分!ヴィアイン東銀座

ヴィアイン東銀座のおすすめポイントは、日比谷からの距離が近いこと。日比谷駅からホテルの最寄り駅である東銀座駅までは東京メトロ日比谷線で2駅、所要時間は約3分。築地駅までは3駅で所要時間は約5分。運賃はどちらも片道178円です。東銀座駅、築地駅からホテルまでは徒歩2~3分とアクセスしやすく、トータルしても10分かかりません。

筆者は一休.comで宿泊料金が9,800円のところ、ポイント利用と事前のオンライン決済によって8,526円で宿泊しました。一休.comでは予約時に発生する獲得予定ポイントを貯めずに即時利用が可能。また宿泊当日の正午までにオンライン決済に変更すると、さらにポイントが還元されてお得に宿泊できます。キャンセルする不安がある方は、現地に到着して宿泊が確実になってからオンライン決済に変更するという方法もありますよ。

ヴィアイン東銀座の1階にはローソンがあり、周辺にもお店が多く食事には困りません。築地市場や築地本願寺など観光名所も多いので観劇以外の時間も充実するのではないでしょうか。公式HPはこちら

空港から近く品川駅まで無料送迎バスあり!東横INN品川港南口天王洲アイル

東横INN品川港南口天王洲アイルは、飛行機や新幹線を利用する遠征組に便利なホテルです。最寄り駅であるモノレールの天王洲アイル駅から羽田空港までの所要時間は約17分。翌日の出発便の時間が早い方や少しでも多く寝たいという方にもおすすめ。またホテル前から品川駅の港南口へ無料シャトルバスが運行されており、所要時間は約15分。新幹線を利用する方にとっても便利なサービスとなっています。

日比谷から当ホテルにアクセスする場合、JR有楽町駅からJR浜松町駅まで約5分乗車、東京モノレールに乗り換えて約4分で天王洲アイル駅に到着。天王洲アイル駅からホテルまでは徒歩で約4分。JRとモノレールを合わせた運賃は片道で375円ですが、宿泊料金と合計して他のホテルと値段を比べてみても良いでしょう。

筆者は公式サイトから予約し、東横INNクラブカード会員割引を利用して8,360円で宿泊。東横INNクラブカード会員は年会費が無料、入会費が一般1,500円、学生1,000円で、入会当日から宿泊料金5%オフが適用になります。10回宿泊すると1泊無料になるという特典もあるので、今後も遠征で全国の東横INNに宿泊予定のある方は、クラブカード会員になっていた方がお得です。

ホテルから徒歩1分以内の距離にセブンイレブンやスーパー、もう少し足を延ばせばおしゃれなレストランもあるのでホテル周辺で食事を済ませたい方にもおすすめです。公式HPはこちら

最寄り駅から徒歩1分!買い物にも便利なホテルエクセレント恵比寿

ホテルエクセレント恵比寿は恵比寿駅から徒歩1分とアクセスが良く、多くのお店が周辺に揃っているため食事に困りません。渋谷とも近いので観劇前後に買い物できるのも嬉しいポイント。春先にブーツで遠征した際、東京に到着すると想像よりもかなり暑かったため、観劇前に渋谷に行き新しい靴を購入した経験もありました。また恵比寿駅近くのスターバックスでドリンクを購入し、混んだ店内ではなくホテルに持ち帰ってゆっくり飲めるのも筆者のお気に入りポイントです。

日比谷からは東京メトロ日比谷線で6駅、約15分で恵比寿駅に到着し、料金は209円。有楽町からは山手線でもアクセスできますが9駅で約21分と時間がかかるため、日比谷線がおすすめです。

筆者が1年半前に利用した際は1泊7,000円台で宿泊できましたが現在は価格が上がり、るるぶトラベル経由での予約で9,400円となっています。先に紹介したホテルよりは少し高めですが、それでも10,000円以内で宿泊できるので候補のひとつに入れておいてはいかがでしょうか。

ホテルエクセレント恵比寿は日比谷の劇場だけでなく、渋谷のPARCO劇場、東急シアターオーブ、三軒茶屋のパブリックシアター、シアタートラムを利用する際にも便利です。公式HPはこちら

かずちぃ

遠征時のホテル選びで悩まないコツは、予算内で宿泊できそうなホテルを3~4件見つけておくこと。その中からアクセスの便利さや料金で比較し、空きのあるホテルをなるべく早めに予約することです。理想のホテルが見つけるのも遠征の楽しさ。きっと観劇と共に満足して帰宅できるのではないでしょうか。