様々な演劇作品が生み出されている昨今。きっと、“私も観劇デビューしたい!”なんて方は多いはず。本記事では、観劇ビギナーの皆さんにオススメの作品をタイプ別にご紹介していきます!

あなたはどのタイプ?向いている作品は?

演劇を観たことがない方が最初に悩むのは“どんな作品から観始めたらよいか?”だと思います。お値段の相場も決してお安いとは言えないので、一歩踏み出すのも躊躇ってしまいますよね。

“お友達に作品を布教して観劇仲間を増やしたい!”なんて方も、プレゼンは慎重にいきたいところ。

そこで今回は、初心者さんのタイプ別に、“このジャンルならハマるかも?”な作品をご紹介していきます!

タイプ① ハッピーになりたい!ディズニーの世界観も大好き!

観劇を通して明るい気持ちになりたい!という方にオススメなのが、ミュージカル界で異彩を放ちつつも正統派を極める、劇団四季の作品です。

『アナと雪の女王』『リトルマーメイド』『アラジン』『美女と野獣』『ライオンキング』などディズニーアニメーションでお馴染みの作品も上演されているので、全体的にお話もわかりやすく観やすいと感じるはず。

ロングラン公演をできるのは、たくさんの人から長く愛され続けるほどの魅力があるということ。安心して観劇デビューできますね。

また、チケットに関しても良心的。インターネットの事前予約と劇場窓口での当日券販売があるので、どなたでも比較的スムーズにチケットの確保が可能です。

金額も“まずはリーズナブルな価格で楽しみたい”という方向けに、お値段を3段階に分けているのだとか。例えば『アラジン』の東京公演では、C席を4500円で購入できたりします。このお値段で本格ミュージカルが堪能できるのはとってもおトク。

料金設定は地域や作品・公演ごとに異なるので、詳しくは公式サイトをご確認ください。予約方法が細かく載っているので初めての方でも安心です!

劇団四季のディズニー作品を観て楽しいと感じたら、ぜひ劇団オリジナル作品にも挑戦してみてくださいね。

タイプ② アニメ漫画が大好き!アイドルが大好き!

アニメカルチャーやエンタメに敏感なあなたにオススメなのが、2.5次元作品。好きなアニメ作品が舞台化されたのをきっかけに初めて観劇する方も少なくありません。

しかし、“自分の好きな作品が完璧に再現されているか不安だから観たくない”という意見も。作品への愛がある故の葛藤。そんなあなたには、まずは長年上演され続けている人気の作品をチェックしていただきたいです。

例えば、ミュージカル『テニスの王子様』やミュージカル/舞台『刀剣乱舞』。人気は止まることを知らず、演劇だけでなくライブを開催することも。

安直な伝え方になってしまいますが、漫画やアニメ、ゲームの美しいキャラクターを表現するため、役者は美しい顔の方ばかり。アイドル好きな方にも向いているジャンルだと感じます。“推し”を作って、演劇の世界にのめり込むのも悪くないかも!?

映像化されている作品も多いので、まずは作品ファンの仲間と鑑賞会、いかがですか?気になった方はぜひこちらをご確認ください!

タイプ③ せっかくなら本格派!ずっしり深い作品を知りたい

文学が好きな方、海外の映画や音楽が好きな方。そして、せっかく観劇デビューするなら多少難しくてもいいからガツンと作品を浴びたい!なんて方には、東宝作品です。

幅広いジャンルを取り扱っている東宝株式会社さんの作品ですが、特にミュージカルへのこだわり、熱の入り方は抜群。『レ・ミゼラブル』や『フランケンシュタイン』、『RENT』、『ミス・サイゴン』『エリザベート』など、タイトルだけでも知っている方は多いと思います。

出演者は歌唱力や演技力を鍛え抜かれた精鋭揃い。演出も大切な部分は残しつつ、年々ブラッシュアップされた魅せ方になっており、一度観てファンになってしまう方は多数。

終演後に、ああ、良いものを観た〜!と、幸せな伸びをしてしまうような、そんな作品ばかりです。“ミュージカルらしいミュージカル”を観たい、という方にとってもオススメ。ちょっと特別な服を着て、背筋を伸ばして劇場に足を踏み入れてみるのも、非日常を楽しめて素敵ですよね。

東宝株式会社さんの作品はこちらから確認できます!

あなたに合った観劇ライフを!

今回ご紹介した以外にもオススメしたい作品はたくさん。例えば、ミュージカルの世界観にどうしても慣れない……お芝居だけで楽しめるものはないの?という方には、喜劇のストレートプレイが入りやすくてオススメ。王道なところだと三谷幸喜さんの作品も人気ですね。大人計画や、少し踏み込んでくるとヨーロッパ企画なども人気だと感じます。

ぜひ、あなたに合った素敵な作品と出会って、楽しい演劇ライフを送ってくださいね。

かとうまゆ

演劇にハマるのは何がきっかけでもいいと思います。好きなイケメン役者がいる!とかそんなところでも。そこから観劇の楽しさを知って、演劇好きな人口が増えて、この文化がこれからも長く続いていったらみんな幸せ!!