2026年2月〜3月、シアタークリエにて『2時22分 ゴーストストーリー』の上演が決定しました。2021年にロンドンで上演され、斬新なストーリーが話題を呼んだホラーサスペンス劇。森新太郎さんによる日本オリジナル演出で、加藤シゲアキさん、葵わかなさん、南沢奈央さん、松尾諭さんが出演します。
伏線だらけのホラーサスペンス!
ロンドンでの初演以降、世界各地で上演されている『2時22分 ゴーストストーリー』。引越したばかりの家で毎晩2時22分に不可解な現象に悩まされるジェニーと、それを信じない夫サム。果たして幽霊なのか、はたまた科学的に説明できることなのか……緊張感をはらむ24時間をめぐる、伏線だらけのスリリングなホラーサスペンスです。
脚本を手掛けるのは、BBCでホラーのポッドキャストのヒット作を持ち、テレビ・ラジオ・舞台等の同ジャンルで受賞歴のある若手作家、ダニー・ロビンズさん。そして日本版の演出は、読売演劇大賞・最優秀演出家賞、菊田一夫演劇賞など、数々の演劇賞に輝く森新太郎さんがオリジナル演出を手がけます。
主人公サム役には、俳優、NEWSのメンバーとして幅広く活動し、作家としては2作連続直木賞候補になるなど、多岐に渡り活躍する加藤シゲアキさん。舞台も『粛々と運針』『エドモン~「シラノ・ド・ベルジュラック」を書いた男~』などコンスタントに出演。本作では物理学教授で作家のサムを演じます。
妻ジェニー役には、連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインを務め、舞台ではミュージカル『ロミオ&ジュリエット』『アナスタシア』などに出演する葵わかなさん。森新太郎さんとのタッグは『冬のライオン』以来二度目となります。
サムの旧友で、心理療法士のローレンを演じるのは、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍し、『メディア/イアソン』『No.9-不滅の旋律-』など難役・話題作に挑戦、着実にキャリアを重ねる南沢奈央さん。
ローレンの新しいボーイフレンドで建築家のベン役は、独特の存在感で映像を始め舞台でも幅広く活躍し、『アルトゥロ・ウイの興隆』『ワタシタチはモノガタリ』での好演が記憶に新しい、松尾諭さんが務めます。
【STORY】
サムとジェニーの夫婦は、最近ロンドン郊外に古い家を購入し、リノベーションしながら住み始めたばかり。赤ん坊のフィービーと共に、幸せな毎日を送るはずだった。
ある晩、友人のローレンとそのボーイフレンドであるベンをディナーに招待したジェニーは、毎日夜中の2時22分に2階の子供部屋のベビーベッドの周りを歩き回る音がすると打ち明ける。ジェニーはその音は幽霊だと信じているが、サムはそんなジェニーの考えを信じない。ジェニーはローレンたちに2時22分までこの家に留まり、何が起こるか一緒に見届けてほしいと頼む。
やがて4人が迎える2時22分――果たして彼らを待ち受けるものとは……?
キャストコメントが到着

加藤シゲアキ
2026年の2月、劇場は日本でもっとも寒々しくなるでしょう。この公演を観れば、この先2時22分が怖くてしかたなくなる……かもしれません。
その感覚を観客の皆様にひとしく体験していただきたく、ぜひ本公演に関しましては全く予習をせずに、また観劇後も他の人に内容を教えないよう、どうぞよろしくお願いいたします。
葵わかな
脚本の本編の前に書かれていた、ダニー・ロビンスさんのホラーに対する想いを読んで、とても興味深いと思いました。ホラーの舞台は経験がないのですが、想像するだけでとてもワクワクしています。演出の森さんとまたご一緒できる事も、緊張もありますが、楽しみです。ぜひ劇場で一緒に体験してください!
お待ちしています。
南沢奈央
同じ場所にいて会話しているけど、見ているものって違うんだなぁと、戯曲を読みながらホラーミステリ的怖さと会話の面白さにゾクゾクしていましたが、ラスト…!その衝撃に鳥肌が立って、つい声が漏れました。
この濃密な会話劇。森新太郎さん演出で、魅力的なキャストのみなさんと共に作っていけるのを想像して、またゾクゾクしています!
松尾諭
今回ようやく念願叶って森新太郎さんとご一緒できる事が今からとても楽しみです。ただ欲を言うと森さんの演出によるこの芝居を、そしてラストの▲☓@※□を僕も客席で味わいたかった。
舞台『2時22分 ゴーストストーリー』は2026年2月6日から3月1日までシアタークリエにて上演。3月には愛知・大阪公演が行われます。公式HPはこちら