2021年に初演を迎えた『ダブル・トラブル』は、これまで多彩なキャストによって上演を重ねてきました。そして今回、3年の時を経て作品がついに帰ってきます。しかも今回は、脚本・楽曲すべてが書き下ろし!どんな作品になっているのでしょうか。
日本版の上演から生まれた続編!前作から4年後の世界を描く

映画音楽で大ブレイクを狙う作曲家の兄ジミー・マーティンと、その弟で作詞家のボビー・マーティンが大奮闘する姿を描いた『ダブル・トラブル』。続編では、前作から4年後のマーティン兄弟が描かれます。
〈あらすじ〉
4年ぶりにMMGスタジオへ戻ってきたマーティン兄弟。懐かしいバンガローと、社長ガーナー、秘書ミリー、アシスタントのシーモア、音響エンジニアのビックス、映画監督プレストンらが彼らを迎える。大きな変化といえば、兄弟が新婚であること。豪華列車コンチネンタル・エクスプレスでのダブルウェディングを終えたばかりだった。すぐに2人は女優ジンジャー・ヘイワースのための新曲制作に取りかかるが、ボビーのもとに「自分の脚が大事なら折り返し電話を」という不穏な伝言が届く。ガーナーもプレストンも兄弟が即席でつくった曲に満足していたが、ジンジャーが出演を降板する事態に。今日中に代わりのスターを見つけなければ映画企画は水の泡になってしまう。そこで、急遽集められたスターを夢見る新人女優たちのオーディションが始まる。しかし同じ頃、マンブル・マクギー、ビッグ・ベニー、ヴェロニカらギャングの手下3人組がスタジオに現れ、状況はますます混乱していく――。
今回演出は、初演の演出を務めたウォーリー木下さん。近年では、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出で高く評価され、第49回菊田一夫演劇賞を受賞するなど、活躍している演出家の一人です。今回続編が上演されるきっかけとなったのは、『ダブル・トラブル』を生み出したウォルトン兄弟が日本版を観劇し、深く感動したことから。ぜひ続編を作りたいということで海の向こうから届いたミュージカルは、前作以上にハチャメチャでハッピーなミュージカルだそう。世界初演となるということでウォーリーさんは、「これが“オリジナル演出”になるわけで、その名に恥じぬよう挑もうと思う。お楽しみに」とコメントしています。
『ダブル・トラブル』出演経験のある実力派キャストが集結!
今回出演するのは、越岡裕貴さん、辰巳雄大さん(ともにふぉ~ゆ~)、原田優一さん、室龍太さんの4人。4人とも『ダブル・トラブル』に出演しており、作品の魅力を知り尽くした方々で、越岡さん・辰巳さんペア、原田さん・室さんペアで上演されます。
演劇・ミュージカルと舞台経験が豊富で活躍されている4人が、息の合ったコンビネーションで、ハチャメチャでハッピーな世界をさらに盛り上げます。
『ダブル・トラブル TAKE2~Hollywood Ending~』は、2026年2月8日(日)~10日(火)まで、東京・タクトホームこもれびGRAFAREホール(保谷こもれびほーる)メインホール、2月14日(土)15日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、そして2月20日(金)~3月8日(日)まで東京・I’M A SHOW(アイマショウ)にて上演されます。公演によってはアフタートークショーも行われます。また、3月6日の13時からの公演は、2021年初演から200回となる記念すべき公演です!詳しくは公式ホームページをご覧ください。
『ダブル・トラブル』の見どころの一つは、2人で約10役のキャラクターを演じるところではないでしょうか。笑いと笑いと!歌とダンスで紡ぐコメディミュージカルをぜひ劇場でご覧ください!


















