小さな子どもがいる場合、“しばらく劇場には行けないな…”と考えている方も多いかもしれません。しかし実は、劇場には託児サービスが付いていることも多いんです!演劇やミュージカルは2〜3時間程度なので、子育ての合間に良い息抜きになります。非日常感を味わえ、久しぶりの夫婦のデートにもおすすめ!そこで今回は、託児所付きの劇場をご紹介していきます。

子ども連れに優しい!劇団四季の親子向けサービス

劇団四季では親子でも演劇・ミュージカルを楽しめるよう、様々な取り組みが行われています。まず、親子向けのファミリーミュージカルを定期的に上演しており、ファミリーミュージカルに年齢制限はなし。上演時間も他作品と比べると短めなので、親子でも行きやすい作品です。

ファミリーミュージカル以外の作品は基本的に3歳以上のみ入場可。子どもでも見やすいように、シートクッションを貸出してくれています。もし声をあげたり泣き出してしまったりした時にはロビーに設置された大型テレビを見ることも可能です。(コロナ禍以前は、座席後方にガラス張りの親子観劇室がありました) 赤ちゃんを預けて夫婦で観劇したい場合も、劇団四季では託児サービスの利用が可能です。『オペラ座の怪人』や『アナと雪の女王』を上演しているJR東日本四季劇場[春][秋]では、同じアトレ竹芝内にキッズルームがあります。1歳から6歳まで預けることができますよ。詳細は公式HPをご確認ください。

オペラ・バレエ・ダンス・演劇が楽しめる新国立劇場

演劇だけでなく、オペラやバレエ、ダンスなども楽しむことができるのが新国立劇場。10月23日から11月3日までバレエ『白鳥の湖』、12月にはクリスマスシーズンの定番『くるみ割り人形』が上演されます。劇場2階に託児室「キッズルーム『ドレミ』」があり、開演時間から終演までお預かりOK。対象年齢は生後3ヶ月から12歳までと幅広いのも特徴です。1週間前までに予約が必要なのでご注意ください。公式HPはこちら

東京芸術劇場は、個室の授乳室・おむつ替えスペース・託児サービスを用意!

11月1日から野田秀樹さん主宰のNODA・MAP番外公演『THE BEE』が上演される東京芸術劇場。池袋駅から地下通路で直通なので、アクセスも便利な劇場です。東京芸術劇場では劇場5階に託児室があり、生後3ヶ月から小学校入学前の子どもを預けることが可能です。さらに、給湯器を備えた個室の授乳室、おむつ替えスペースも用意。パパママの幅広いニーズに対応してくれていますね。託児室に預けるには、1週間前までに電話予約が必要です。公式HPはこちら

長塚圭史が芸術監督を務めるKAAT神奈川芸術劇場

劇作家・演出家・俳優の長塚圭史さんが芸術監督を務めていることでも知られるKAAT神奈川芸術劇場。最大約1200席の大きな劇場で、大きな吹き抜けが開放的な劇場です。横浜中華街からも近いので、観劇前後にご飯を楽しむこともできます。KAAT神奈川芸術劇場内には、3階に託児室があります。0歳から12歳まで利用可能で、利用できる公演が決まっているため事前にチェックしてみましょう。公式HPはこちら

Yurika

その他、数時間だけ預かってくれる託児サービスが劇場付近にあることも多いです。子どもがいるから観劇は難しい…と諦めず、ぜひ一度託児サービスを探してみてください!