2019年7月13日、ニューヨークで大規模な停電が発生しました。ブロードウェイでも上演が軒並み中止に。その時エンターテイメントのプロ達がとった行動とは?
#NYCblackout ブロードウェイは全て上演中止に
午後7時ごろに発生した停電は約3時間続き、地下鉄も運行を停止。信号が消えるなど多くの混乱が生じました。ブロードウェイで予定されていた数々の上演も、中止に追い込まれました。
しかしどんな状況でも楽しみ、お客さんを楽しませることを忘れないのがエンターテイメントのプロ。「Show Must Go On」(ショーは何があっても続けなければならない)の精神です。この日も、ブロードウェイは世界最高峰のエンターテイナーが集まる場所だと感じさせる出来事が起こりました。
作品キャストが路上パフォーマンスを披露
突然の中止決定に、路上には観劇を予定していた観客たちが溢れかえります。そこに登場したのは、出演予定だったキャストたち。
カーネギーホールで上演予定だった合唱団Millennial Choirs & Orchestrasはプログラムの一部を披露。ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』のキャストはフィナーレで歌う予定だった「Don’t Stop Believin’」を路上で歌唱しました。その他にも人気ミュージカル『ウェイトレス』や、2017年にトニー賞(ミュージカル演出賞)を受賞した『カム・フロム・アウェイ』のキャストも登場。路上で急遽開催されたショーに観客は熱狂しました。
路上でブロードウェイのスター達が歌うなんて、贅沢すぎますね!これらのパフォーマンスはTwitterに動画がたくさんあがっています。#NYCblackout、#broadwayblackoutなどで検索してみてくださいね。