Bunkamuraシアターコクーンで、初演から23年ぶりに上演される『パンドラの鐘』。今回は注目の演出家、杉原邦生さんによって生まれ変わります。

野田秀樹が戯曲に託した“希望”を受け継いだ、注目の若手演出家・杉原邦生

『パンドラの鐘』は、故・蜷川幸雄さんが、野田秀樹さんに執筆を依頼して書き下ろされた作品です。1999年の初演時には、同時期に蜷川幸雄演出版と野田秀樹演出版が上演されたことでも話題になりました。昨年は門脇麦さん主演で、東京芸術劇場他全国各地で上演。記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。蜷川幸雄さんの七回忌を迎える2022年、“NINAGAWA MEMORIARU”と題し、シアターコクーンでは、初演の1999年ぶりに上演されることが決まりました。

そして、今回演出を務めるのは、スーパー歌舞伎やシェイクスピア、アングラから海外戯曲まで幅広く手がけている杉原邦生さん。『パンドラの鐘』は太平洋戦争前の長崎が舞台になっており、戦争と密接な関係のある作品です。現在の世界情勢も併せて、杉原さんは「僕たちが生きるこの世界から争いが消えることはないと悲しい確信せざるを得ない」と話します。だからこそ今上演することに意味があり、「野田さんがこの戯曲に託した“希望”を、鐘の音に乗せて古代から現代、そして遠い未来へと響かせたい」とコメントされました。杉原さんは舞台美術家でもあるため、野田作品の特徴であるシンプルな舞台セットをどうアレンジするのかも注目です。

百戦錬磨の俳優陣で贈る、20世紀最後の超大作

『パンドラの鐘』の舞台は、太平洋戦争開戦前夜の長崎と、古代のある王国。決して開けてはいけない「パンドラの鐘」を開けてしまった古代人と、歴史の謎に惹かれて掘り起こしてしまった未来人。鐘と共に葬り去られた古代王国に隠された秘密が明らかにされた時、古代と現代が交錯していきます。

主演を務めるのは、成田凌さんと葵わかなさん。お二人は以前NHK連続テレビドラマ小説『わろてんか』にて親子役で共演経験があります。今回は違った役柄なので、お二人の築き上げられた信頼関係で、どのように作るのか見どころです。

出演者に名を連ねるのは、元AKB48で、現在は女優として活躍されている前田敦子さん。前田さんは昨年上演された、野田秀樹さんが作・演出を手掛けるNODA・MAPの『フェイクスピア』にも出演され、一人で三役を務め上げました。他に、映像でも舞台でもマルチに活躍されている柄本時生さん、蜷川幸雄さん演出作品に多数出演された経験がある白石加代子さんらが脇を固めます。

初めてでも足を運びやすい Bunkamura U25キャンペーン

Bunkamura U25キャンペーン

25歳以下だと、初めてでも気軽に観られる値段設定で、Bunkamuraおすすめ作品が観られるのが「Bunkmura U25キャンペーン」です。『パンドラの鐘』は、通常だとS席が11000円、A咳が9000円ですが、このキャンペーンを使うと半額以下の3500円で観ることができます!キャンペーンは5月31日(火)までですが、既に残席の少ない回も出ています。お早めに予約がおすすめです。

『パンドラの鐘』は6月6日(月)〜6月28日(火)までBunkamuraシアターコクーンで、その後大阪の森ノ宮ピロティーホールで7月2日(土)〜7月5日(火)まで上演されます。『パンドラの鐘』について詳しくはこちら。Bunkamura U25キャンペーンについてはこちらから。

ミワ

個人的には学生料金で観る事ができなくなってしまったので、U25で破格の値段で観劇できることが嬉しいです。この値段設定なら、初めての方でも比較的足を運び易いと思うので、迷っていたらぜひご活用ください!