2019年に初の来日ツアーで観客を魅了したディズニーの公式アカペラグループ・DCAPPELLA(ディカペラ)が、この夏、3年振りに来日しました。東京公演を皮切りに、全国7都市でディズニーソングと映像が融合したスペシャルステージを開催します。

DCAPPELLA(ディカペラ)とは?

2019年公演より

映画の世界を飛び出して、さまざまなシーンで耳にするディズニーソング。耳に残るメロディを口ずさんだり、楽器で奏でた経験があったりする方も多いのではないでしょうか。親しみやすいディズニーソングは世界中のアカペラ愛好者からも大人気で、SNSなどを検索すると多くのオリジナルアレンジを聴くことができます。

ならば公式にアカペラグループを作ってしまおう、という企画から生まれたのが、ディズニー公式のアカペラグループ、ディカペラです。2017年の全米オーディションはYouTubeへの動画投稿から始まり、参加者1500人以上の盛り上がりを見せました。熾烈なオーディションを勝ち抜いたのは、7名の精鋭たち。ディズニーの”D”にアカペラを繋げた”DCAPPELLA(ディカペラ)”として、ディズニー初の公式アカペラグループの活動がスタートしました。

現在は、アントニオ・フェルナンデス(ボイス・パーカッション)、ジョー・サントーニ(バス)、ケイレン・ケリー(メゾソプラノ)、モーガン・キーン(ソプラノ)、オーランド・ディクソン(バリトン)、RJ・ウェスナー(テノール)の6人で活動しています。

プロのアカペラシンガーやミュージカル俳優としてのキャリアを持つメンバーもおり、それぞれがソロでも活躍できるほど素晴らしい歌声と才能を持ったディカペラメンバー。ディズニーの音楽に魔法をかけ、夢のようなパフォーマンスを実現する、究極のアカペラグループです。

アカペラの魔法にかけられたディズニーの名曲!コンサートでしか味わえない映像とのコラボレーションを味わって

これまでにアルバムCDやミュージックビデオなども発表し、幅広いディズニー音楽のレパートリーで楽しませてくれるディカペラ。厚みのあるハーモニーや魅力たっぷりのオリジナルアレンジはiTunesや公式YouTubeチャンネルでチェックすることができます。

耳だけでも楽しい彼らのパフォーマンスですが、そのコンサート公演はディズニーファン必見の特徴が。それはズバリ、「ディズニー映画の映像とのコラボレーション」です。彼らがパフォーマンスしている間、舞台上の大型LEDスクリーンにはその楽曲のアニメーション映像が映し出されます。アカペラにアレンジされたディズニーの名曲をそのシーンの映像に合わせて鑑賞する時間は、コンサートのパフォーマンスでしか味わえない贅沢な体験です。

2019年公演より

2019年公演では、ディズニー映画の名曲に加えて、「ホーンテッドマンション」や「イッツ・ア・スモールワールド」などのディズニーランド・パークアトラクションの音楽も披露しました。2022年の日本ツアーではどのような曲目で楽しませてくれるのでしょうか。現在、公表されている演奏予定の曲リストには、人気のある名曲が並びます。

「イントゥ・ジ・アンノウン」『アナと雪の女王2』より
「輝く未来」『塔の上のラプンツェル』より
「闘志を燃やせ!」 『ムーラン』より
「パート・オブ・ユア・ワールド 」『リトル・マーメイド』より
「フレンド・ライク・ミー」『アラジン』より  他

このほかに新たなレパートリーも披露されるとのこと。コンサートホールでディズニー音楽に声の魔法がかけられるこの公演は、きっと夏の思い出になります。

全国7都市をまわります!来日ツアーについてもっと詳しく

子供から大人までが楽しめる、ディズニー・アカペラ・コンサート「ディカペラ」は以下の日程・会場で全国7都市で開催されます。

■東京公演  8月5日(金)〜21日(日) 東急シアターオーブ
■大阪公演  8月25日(木) 〜28日(日)オリックス劇場
■広島公演  8月30日(火)   広島文化学園HBGホール
■福岡公演  9月2日(金)  福岡サンパレス
■鹿児島公演 9月4日(日)    川商ホール(鹿児島市民文化ホール)第1ホール
■名古屋公演 9月6日(火)    日本特殊陶業市民会館フォレストホール
■札幌公演  9月9日(金)    札幌文化芸術劇場 hitaru
※各公演、3歳以下のお子様は入場不可

各日程とも、まだチケットの購入が可能です。会場によっては、前方席のチケットに開演前イベントなどの特典が付いたVIP席やお財布にやさしいB席もまだ間に合うかもしれません。各公演の詳細はこちら。お近くの会場に、大切な方を誘って、足を運んでみてはいかがでしょうか。

Sasha

コンサートに先駆けて7月から日本に滞在中のディカペラメンバーたち。NHKの「歌コン」や「あさイチ」といった番組でも歌唱披露をしていました。音圧を感じる肉厚な6人の声のハーモニーに、声だけであることをつい忘れてお茶の間で聴き入ってしまいました。ホールでは歌声で振動する空気も感じられるので、さらに迫力と魅力を感じられそうです。