劇団☆新感線の大人気シリーズ『五右衛門ロック』のスピンオフ作品で、『薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive~』の続編、『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』が現在大阪・フェスティバルホールにて、10月20日(木)まで上演中!9月9日(金)に富山で幕を開け、その後新潟、大阪を経て、11月1日(火)に東京・新橋演舞場にやってきます。そして、『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』の上演を記念して、前作『薔薇とサムライ』のゲキ×シネ上映も決定。公演各地の映画館にて上映中です!

派手なアクションシーンに歌とダンス、そして笑いの唯一無二の娯楽超大作『薔薇とサムライ』

『薔薇とサムライ』は、劇団☆新感線の大ヒット作品『五右衛門ロック』のパラレルストーリーとして2010年に上演されました。生バンドの演奏で、ロックからバラードまで様々な曲調に乗せて、観ていてスカッとする勧善懲悪なストーリーが語られる本作は、「唯一無二の娯楽超大作」と愛されている人気作品です。

現在上演中の『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』は、前作の続編ということで、まず『薔薇とサムライ』について紹介します。

新感線の看板俳優・古田新太さん演じる天下の大泥棒・石川五右衛門が男気たっぷりに大暴れする本作。五右衛門と固く友情で結ばれながらも敵対することになるアンヌ・ザ・トルネードを天海祐希さんが演じました。宝塚歌劇団での男役時代を彷彿とさせる勇ましい女海賊姿から華麗な女王まで、変幻自在に演じ、歌にダンスにアクションに笑いと華やかなエンターテイメントを繰り広げます。

他出演者には、『ガイズ&ドールズ』『COLOR』浦井健治さんや、山本太郎さん、神田沙也加さん、藤木孝さん、劇団☆新感線作品常連の森奈みはるさんという個性豊かな豪華俳優陣。そして、劇団員の橋本じゅんさんや高田聖子さん、粟根まことさんらが作品に安定感を与えています。

『薔薇とサムライ』の舞台は17世紀ヨーロッパのイベリア半島。天下の大泥棒・石川五右衛門が女海賊のアンヌ・ザ・トルネードの用心棒として、地中海で暴れ回っていたある日、アンヌが小国の王家継承者だと判明。
王亡き後の腐敗政治を聞いた彼女は、生粋の男気で女王就任を引き受けます。アンヌの最初の仕事は海賊の討伐。不本意ながら、アンヌの仲間を守っていた五右衛門と対立することになってしまいます…。
それを不審に思った五右衛門は、アンヌを救い出すべく城に乗り込みます。そこで、五右衛門が見たものとは…!?五右衛門とアンヌ、ふたりの運命は…!

2010年に上演された『薔薇とサムライ』は、今回続編の上演を記念して、ゲキ×シネ上映が決定!ゲキ×シネとは、劇団☆新感線の話題作を、映画館の大スクリーンで、高画質・高音質で楽しめる映像エンターテイメントです。舞台の興奮はそのままに、洗練されたクオリティと臨場感溢れる映像に仕上げられていて、一般的な配信映像のイメージとはかけ離れた新たな映像空間を体感出来ます。

東京ではシモキタエキマエシネマK2、新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川などで10月28日から順次上映されます。まずは、ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』を観ておくと、よりキャラクターへの理解や、楽曲に聞き覚えがあったりと楽しめる要素が増えるのではないでしょうか。上映スケジュールなど、ゲキ×シネ『薔薇とサムライ』の詳細はこちら

若い世代へと世代交代!?12年ぶりに帰ってきた海賊女王アンヌの物語『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』

前作の続編となる『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』は、女海賊・アンヌが天下の大泥棒・石川五右衛門の協力を得てコルドニア王国の混乱を収め、国王になってから10数年後が舞台となっています。王国は新たな危機に直面。アンヌは国民を守るために五右衛門と共に再び立ち上がります!

今作も石川五右衛門を演じるのは、もちろん劇団☆新感線の看板俳優の古田新太さん。そして物語の主人公であるアンヌを演じるのは、天海祐希さん。飄々とした表情の五右衛門と、女王の貫録溢れるアンヌ。二人の放つ存在感とパワー、そして華やかなダンス・歌・アクションで観客を大海原へ誘います。

12年ぶりに帰ってきた海賊で女王のアンヌの物語。「世代交代」をテーマの一つに若手からベテランまで豪華俳優陣がキャスティングされました。

新感線初参加となるのが、若手実力派で、『RENT』(2012年)のミミ役で初舞台を踏み、来年上演の『MEAN GIRLS』への出演が決まっている石田ニコルさん。

ドラマ『恋のツキ』や『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』の演技が話題を呼び、映画『20歳のソウル』(2022年)で主演を務める神尾楓珠さん。

もはや準劇団員として年に1作品のペースで新感線作品に参加している早乙女友貴さん。

そして、新感線初参加にして初舞台となる西垣匠さんと、注目の若手キャストが集結しました。

また、前作に引き続き森奈みはるさん。そして高田聖子さん、粟根まことさんをはじめとする劇団員の面々に加え、生瀬勝久さんが、2017年の『髑髏城の七人』Season風以来5年ぶり2度目の新感線参加になります。

更に、今回は劇団☆新感線としては4年ぶりとなる生バンドでの上演!総勢41名のキャストと5名のバンドメンバーが集結し、華やかで唯一無二のエンターテイメント作品になっています。

『薔薇とサムライ2 −海賊女王の帰還−』は10月5日(水)〜10月20日(木)大阪・フェスティバルホールで上演。その後、11月1日(火)〜12月6日(火)の間、東京・新橋演舞場で上演予定です。
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ミワ

まさか10年以上経ってアンヌと五右衛門の物語が再び観られるとは思っていなかったので、とても嬉しい知らせでした!物語も前回から10数年経ったコルドニア王国でのお話ということで、今回は登場していないキャラクターたちがどうなったのかなど、想像が広がるのも続編の楽しさですね。