年齢や性別を問わず愛されている、くまのプーさん。ディズニーのアニメ作品やグッズを通じて、馴染み深いという方も多いのではないでしょうか?そんなプーさんが、2024年春、新作ミュージカルとして日本にやってきます!
あの『くまのプーさん』がミュージカルに!?
『くまのプーさん』は、100エーカーの森で暮らすプーさんと、親友のクリストファー・ロビンやその仲間たちの冒険を描いた物語です。A.A.ミルンが1926年に発表した児童小説を原作として、1960年代にディズニーでアニメーション映画が制作されました。さらに2018年には、実写版映画『プーと大人になった僕』も公開され、話題に。愛らしいキャラクターと心温まる世界観は、今なお人々の心を惹きつけています。
2024年春に来日するミュージカル『ディズニー くまのプーさん』は、2021年にニューヨークで初演。プーさんたちのパペットが主役となった物語は、「ドラマ・デスク・アワード」「OBAアワード」にノミネートされるなど、高い評価を受けました。その後、全米ツアーを経てロンドン、オーストラリアにも巡回しています。
ミュージカル『くまのプーさん』の見どころは?
今回、ディズニー傘下のディズニーシアトリカルグループと共同で『くまのプーさん』を制作したのは、ロックフェラープロダクションズ。これまでロックフェラープロダクションズは、『はらぺこあおむし』『パディントン』など、幅広い世代から人気のある絵本や児童文学を舞台化してきました。
最近では、ニューヨークのオフブロードウェイで『セサミストリート・ザ・ミュージカル』も上演しているんですよ。パペットミュージカルの実績豊富なクリエイターの手によって、プーさんたちがどんな風に動き出すのか、わくわくしますね。
リアルな等身大パペットにも注目!
ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』では、役者が舞台上で直接パペットを操り、プーさんたちのリアルな動作を表現します。そもそもプーさんは、くまのぬいぐるみという設定。だからこそ、パペットたちが活き活きと喋ったり動いたりする姿も、違和感なく受け入れられるのではないでしょうか。
また、小さなぬいぐるみや人間サイズの着ぐるみではなく、等身大のパペットであるところも、魅力的なポイント。まるでプーさんたちが物語の世界からそのまま抜け出してきたかのように、観客を100エーカーの森へと連れて行ってくれるでしょう。近年、演劇やミュージカルでパペットが登場する作品も増えていて、ますます期待が高まります。
(関連記事:まるで生きているよう!トビー・オリエが作り出すパペットの魅力とは?、日生劇場『せかいいちのねこ』ヒグチユウコさんの人気絵本が初の舞台化!)
ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』は、2024年春よりジャパンツアーを開始予定。日本版公式サイトによると、公演やチケットに関する情報は、追って発表されるとのことです。
プーさん大好きな筆者は、2018年の実写映画も観に行きました。来日予定のミュージカル版では、等身大のプーさんたちが目の前で見られるのかと思うと、ときめきが止まりません!