2023年10月1日(日)~11月12日(日)まで東京・よみうり大手町ホール、11月16日(木)~27日(月)まで京都・京都劇場にて上演された『レイディマクベス』。全公演即日完売し、公演を観られなかった方も多かったのではないでしょうか。そこで東京公演の収録が11月27日(月)16:00から2024年1月8日(祝月)まで配信されることが決定しました。

「圧巻の15分の独白」を見届けよ!

英国若手の気鋭女性作家ジュード・クリスチャンが書き下ろし、オリヴィエ賞受賞演出家のウィル・タケットが演出を手がけた世界初演『レイディマクベス』。天海祐希さん、アダム・クーパーさん、鈴木保奈美さん、要 潤さん、宮下今日子さん、吉川愛さん、栗原英雄さんが出演し、アダム・クーパーさんは日本オリジナルのプロダクションに初登場となりました。(関連記事:天海祐希×アダム・クーパー奇跡の共演!世界初演、新作書き下ろし舞台『レイディマクベス』

『ハムレット』や『オセロー』『リア王』の妻には名前が与えられているのに、なぜ『マクベス』で重要な鍵を握るマクベス夫人には名前が与えられなかったのか。彼女は本当に「国を滅ぼした女」であり「悪女」なのか?そんな視点をベースに、マクベス夫人を新たに捉え直した作品です。

15分に渡る圧巻のモノローグや、女性の生き方を問うレイディの姿、戦争が続く世の中への疑問。スッキリとしながらも様々な解釈を与える舞台セット。今秋の注目作の1つとなった『レイディマクベス』は全公演即日完売となり、その反響を受けて配信が決定しました。

戦争が続いているとある国。レイディマクベスは元軍人であり、自ら戦場に赴く兵士だった。
マクベスとは、ともに国を守るために闘う同志として知り合い、恋に落ち、娘を授かります。しかし彼女は産後、戦場へ戻れなくなり、母として、家庭を守ることに専念しています。彼女はそんな現状に満足できないまま人生を歩んでいます。戦いは相変わらず終わりを迎える様子もなく、夫マクベスは戦場で次々と勝利を収め、国を導く存在となります。彼女は常に忘れられない若き日に描いた夢があります。それは「夫と共に国を治める」ということ。そんな時、統治者ダンカンが血縁者以外から後継者を選ぶと宣言します。彼女の脳裏に忘れずに在った夢であり、夫婦の野望、そしてその夢が今、まさに手に入りそうになった時、二人は望むものを手に入れることができるのか・・。

配信は東京公演を収録した映像となり、11月27日(月)16:00から2024年1月8日(祝月)23:59まで期間限定で配信されます。本編映像は2時間3分。チケットの購入はTBSチケットもしくはチケットぴあで購入できます。