2022年7月8日(金)に開幕し、総観客数が85万人を突破した2年目ロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演。ファン待望の公演延長が決定し、新キャスト14名も解禁されました。平方元基さん、吉沢悠さんがハリー・ポッター役に挑みます。
14名の新キャストが解禁
「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語で、小説の最終巻から19年後の世界を描いた舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。父親になったハリー・ポッターとその息子アルバスとの関係を軸に、CG等を一切使わない「魔法」で、新たな冒険物語を紡ぎます。世界中で人気を誇り続ける本作は、2022年に日本版が開幕。第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を受け、これまで様々なキャストが本作に出演してきました。
3年目を迎える2024年7月以降に本作への出演が発表されたのは、14名。ハリー・ポッター役に平方元基さんと吉沢悠さん、ハーマイオニー・グレンジャー役に木村花代さんと豊田エリーさん、ロン・ウィーズリー役にひょっこりはんさんと矢崎広さん、ドラコ・マルフォイ役に永井 大さん、ジニー・ポッター役に大沢あかねさん。
そしてアルバス・ポッター役に佐藤知恩さんと渡邉 蒼さん、スコーピウス・マルフォイ役に浅見和哉さん、嘆きのマートル役に出口稚子さん、ローズ・グレンジャー・ウィーズリー役に飛香まいさん、デルフィー役に乃村美絵さんです。
『生きる』『王家の紋章』『メリリー・ウィー・ロール・アロング』『エリザベート』『マイ・フェア・レディ』『レディ・ベス』など数々のミュージカルで活躍する平方元基さんは、「まさか自分が?!ハリー・ポッター?? 月並みですが、本当にそう思いました」と出演への驚きをコメント。「イギリスでオープニングした際に観ていたのですが、その頃はまさか日本でこの作品をやるとも、そして自分が出演するとも思ってもおらず、純粋に舞台の世界観に圧倒されていました。先日ブロードウェイの公演も観ましたが、イリュージョンとそれに負けないドラマがやはりこの舞台の魅力だと思います。世界中で愛されるこの作品、しっかりとした密度でキャラクターの苦悩、成長、喜びをお届けします」と本作への愛に溢れる思いを語ります。
ドラマ・映画・舞台で幅広く活躍する吉沢悠さんも「ハリー・ポッター役を自分が演じることになるとは、想像もしていなかった喜び」と驚きを見せつつ、「息子と上手く向き合えない父親としての姿、上司となった幼馴染のハーマイオニーとの関係など、演じる楽しみが沢山あるストーリーでワクワクしています」と意気込みました。
本作のもう1人の主人公であるアルバス・ポッターを演じる佐藤知恩さんは、「アルバスになると伺ったとき、喜びで思わず叫んでしまいました。その日の夜、試しに家にある菜箸を一本手に取り何度か振ってみました。なにも起きませんでした。今は新しい出会いにワクワクと緊張と不安が入り混じり、まさにホグワーツ入学前のような心持ちです。この作品を繋いで来られた方々からバトンを受け取り大切にこの作品を届けていきます」とフレッシュな意気込みを。
ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』『ダーウィン・ヤング 悪の起源』などに出演経験があり、Audience Award 2023ネクスト俳優部門3位にランクインするなどミュージカルファンから既に高い注目を集める渡邉蒼さんは、「あのアルバスを演じさせていただける喜びと責任をひしひしと感じています。偉大な父の血を引き、その呪いに苦しめられ、突き動かされ、大きな試練へ立ち向かっていく彼も同じような気持ちを抱えていたかもしれません。アルバスはとにかく“貰う”人。僕自身も役者としてまだまだ未熟です。毎公演パパや大好きな親友から沢山のものを貰って、その成長の一歩一歩をお客様に喜んでいただけるようなアルバスを演じたいと思います!」と意気込みを語りました。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』はロングラン上演中。2024年7月〜10月公演は3月9日(土)10:00からチケット先行販売開始となります。公式HPはこちら