ヨーロッパ企画による特別興行『世界の終わりかけとスリーコード』が2026年秋に上演されます。脚本・演出を上田誠さんが手掛け、井ノ原快彦さんが主演します。15年ぶり3度目のタッグで、電気がなくなり、フォークが大流行した近未来を描く「ポストアポカリプスSFフォークソング劇」とのこと。六角精児さんをはじめ豪華キャストが集い、廃墟の東京を旅する物語が幕を開けます!
2026年秋は「近未来のフォークソングロードムービー音楽劇」を観よう

京都を拠点に活動している劇団「ヨーロッパ企画」は、1998年に同志社大学の演劇サークルで結成。SFやファンタジーなどの非日常的な設定、珍しい仕掛けを中心にした「企画性コメディ」を得意としています。代表で脚本・演出の上田誠さんをはじめ、所属しているクリエイターたちは、劇団の枠にとらわれず、活動のフィールドを着実に拡大中です。
そんなヨーロッパ企画による特別興行『世界の終わりかけとスリーコード』が、2026年10月〜11月に、東京・大阪・宮城・福岡で開催されることになりました!過去に劇団ラジオで配信したフォークソングラジオドラマをもとに、「近未来のフォークソングロードムービー音楽劇」として再構築した作品です。
脚本・演出はもちろん上田誠さん!映画『君は映画』(2026年)、舞台『四畳半神話大系』(2026年)、映画『リライト』脚本(2025年)など、外部の舞台や、映画・テレビドラマの脚本、番組の企画構成まで手掛けています。第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 大賞、第61回岸田國士戯曲賞、第33回日本映画批評家大賞 脚本賞などを獲得し、日本演劇界を率いるクリエイターといえるでしょう。
主演を務めるのは井ノ原快彦さん。男性アイドルグループ「20th Century」、ソロ・アーティストとしてはもちろん、俳優としても幅広く活動中です。近年は「映画 すみっコぐらし」シリーズ(2019年〜)、ドラマ『特捜9』シリーズ(2018年〜)、『連続ドラマW シャイロックの子供たち』(2022年)など、安定感のある演技力に信頼が寄せられています。
井ノ原快彦さんとヨーロッパ企画のタッグは15年ぶり3度目です。『昭和島ウォーカー』(2008年)、『芝浦ブラウザー』(2011年)を経て、「次やるならフォークソング劇かな」という念願がついに実現することになりました。
そのほかにも六角精児さん、石田剛太さん、酒井善史さん、諏訪雅さん、中川晴樹さん、藤谷理子さん、早織さん、清宮レイさん、上田遥さん、亀島一徳さん、河本祐貴さんという個性も実力も兼ね備えたキャストが集結しました。この秋に「開奏」する特別な公演に、早くも期待が高まります!
『世界の終わりかけとスリーコード』のあらすじ
近未来、文明崩壊。
世界から電気がなくなり、空前のフォークソングブーム。
廃墟の東京をギターとともに旅するフウ、そしてアコ。
行く先々の街では、フォークトライブの刺客たちが立ちはだかる。
青春フォーク、四畳半、アングラ、ネオアコ…。
アコギを取り締まる為政者、電気街からはファズギターの漏れ音。
フウはスリーコードで世界をどうにかできるのか。
井ノ原快彦×ヨーロッパ企画による、15 年ぶり 3 度目のタッグ。
ポストアポカリプスSFロードムービーフォークソング劇、開奏!
AIとは真逆のような、それでいて最先端のような、想像もつかない奇跡が起きる?
【脚本・演出:上田誠 コメント】
特別興行です! 井ノ原さんと劇をやるんです。
やるのはフォークソング劇です。
若いころに劇をふたつ一緒にやりまして、以来、色んな所へ連れてってもらい、色んな景色をみせてもらいました。出不精のぼくが井ノ原さんといると旅に出ることができます。
2023年にヨーロッパ企画が25周年を迎え、その特別興行に、井ノ原さんにシークレットゲストで出ていただきました。走馬灯みたいな幸せな夜の底で、久しぶりにまた劇をやりたいね、と井ノ原さんが言ってくれました。「数年後には自分も50周年になるから、それに合わせて一人芝居なんてのも面白そうかも」と。その夜の思い付きかもしれないし分からないけど、また一緒に旅ができると思いました。
それから井ノ原さんと会っては計画を練っているうちに、せっかくだからみんなで旅に出るのもいいかもね、となり、仲間集めが始まって、出てくれることになった諏訪さんもそういえば50歳で、あれっブレるかもと思ったら、ってかもはや50周年とか気にしなくていっかとなって、ただただ井ノ原さんと面白そうな特別興行ができることになりました。
2008年には「昭和島ウォーカー」という工場劇を、2011年には「芝浦ブラウザー」という住環境劇を、お互いの興味が重なるところでやりました。次やるならフォークソング劇かな、お互い好きだしでもハードル高いね、って当時から言っていて、なので迷わずそれをすることにしました。
かつて劇団のラジオでやっていたフォークソングラジオドラマを下敷きに、近未来のフォークソングロードムービー音楽劇をします。そのラジオドラマの主演をしていた藤谷理子や、出演メンバー、そして互いにゆかりのあるキャストが集まってくれ、中でも井ノ原さんのフォークのお師匠たる六角精児さんが出てくださることになったのはたいへん熱い流れです。音楽お化けの王舟さんが音楽監督を担当してくださり、旅は頼もしすぎるガイドを得ました。
ここまですでに長い旅路のようですが旅はここから始まります。世界から電気がなくなり空前のフォークソングブームを迎え、アルペジオの聞こえる街角が物語のスタートです。
【主演:井ノ原快彦 コメント】
この度、ヨーロッパ企画の皆さんと再びタッグを組ませていただくことになりました。
「俺もうすぐ50歳になっちゃうから、上ちゃん一緒になんかやろうよ!」と、上田君に相談した京都の夜から3年。こうして発表できることになりました。感慨深いです。
ヨーロッパ企画との出会いは2008年に遡ります。お互い若かったなぁと思い出しますが、実は当時とあまり変わっていない。むしろ、気持ちは若返っているかもしれない。それがとても嬉しい。
「昭和島ウォーカー」「芝浦ブラウザー」と共に作ってきて、雑談の中から、お互いフォークソングが好きだということがわかり「次はフォークものだな!」とか言っていたのが15年前なのかとびっくりします。
そして、辿り着くものだなと感動しています。
1日に1回は「AI」というワードを耳にする昨今。
どうやらこの舞台、それとは真逆に行くような、それでいて最先端のような、想像もつかない奇跡が起きる予感があります。
上ちゃん!俺たち、これからだよな!
「世界の終わりかけとスリーコード」
スリーコードあればなんとかなる!!どうぞ、ご期待ください。
ヨーロッパ企画特別興行『世界の終わりかけとスリーコード』は、2026年10月13日(火)〜25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演されます。10月29日(木)~11月1日(日)は大阪・SkyシアターMBS、11月7日(土)・8日(日)は宮城・多賀城市民会館 大ホール(多賀城市文化センター内)、11月14日(土)・15日(日)は福岡・キャナルシティ劇場で上演。公式HPはこちら
井ノ原快彦さんとヨーロッパ企画が、15年の時を経て再びタッグを組む本作。井ノ原さんの愛情深い歌声と演奏が、ヨーロッパ企画の作品で楽しめるなんてとても豪華です!さらに井ノ原さんのフォークの師匠でもある六角精児さんの出演も決定しており、どのように物語で関係するのかも楽しみにしています。




















