企業の重要なステークホルダーである社員とその家族。彼らの満足度を高めるのは福利厚生の大きなミッションです。近年は社員食堂を閉鎖せざるを得なかったり、社員旅行を中止にせざるを得なかったりと福利厚生に悩まれている経営者・人事部・総務部の方も多いのではないでしょうか。そこで今回おすすめしたいのが、演劇・ミュージカル作品の観劇です。なぜ福利厚生におすすめなのか、3つのポイントをご紹介します。
1つの作品を観ることで社員のコミュニケーションが生まれる
初めてのデートで映画に行くと、緊張していても感想を話すことで盛り上がる…という経験はありませんか?演劇やミュージカル作品も同様で、1つの作品を社員皆が観ることでどんな感想を抱いたのか、どんな俳優が気になったのかなど共通の話題を生むことができます。テレワークも増え社員の雑談が減りがちな中で、演劇やミュージカルを通してコミュニケーションの活性化に繋がるのです。
社員の家族の満足度もUP
劇団四季の『ライオンキング』や『アナと雪の女王』、2022年2月からの公開が予定されている『千と千尋の神隠し』などは家族で楽しむことのできる作品です。夫婦や親子で観に行くことで、従業員の家族の会社への満足度を上げることにも寄与してくれるはず。社員だけでなく、その家族の満足度を上げることは福利厚生に関わらず、今会社に大きく問われている議題ではないでしょうか。
クリエイティブな思考が刺激される
演劇やミュージカルは俳優が目の前で演じ、オーケストラの生演奏やプロジェクションマッピング、衣装、音楽など様々なクリエイティブが結集した芸術作品です。非日常的で質の高い芸術に触れることで、社員のクリエイティブ力もUP。新たな商品開発アイデアなども生まれるかもしれません。また、落ち込み気味な日常の中で、現実を忘れて演劇やミュージカルを楽しむ時間は従業員のメンタルケアにも繋がることでしょう。