新進気鋭のミュージカルメイカー「東のボルゾイ」。2023年5月に「多様性」を考える社会派ミュージカル『IBUKI』の上演を予定しています。それに伴い、キャストオーディションが開催されます。
新進気鋭のミュージカルメイカー「東のボルゾイ」注目の新作
2022年、オリジナルミュージカル『バウワウ』『彼方が原』で話題を呼んだミュージカルメイカー「東のボルゾイ」 。
東のボルゾイは、東京藝術大学出身の脚本家・島川柊さん、作曲家・久野飛鳥さん、演出家・大舘実佐子さんが主宰する劇団です。2018年に、日本人の身体と言語を炸裂させるミュージカルを作るという目的で始動しました。
同年9月には多くの若手表現者を起用し、ミュージカル『なんのこれしき』を上演。2020年に、さらなる創作の発展を目指し、「東のボルゾイ」を結成しました。
コロナ禍でも精力的に作品の創作を続け2年間で『なんのこれしき2020』『ジョウジの1ページ』『彼方が原』『バウワウ』と4作品を上演し、ミュージカル表現の領域を拡げてきました。2022年には劇団員8名を迎え、劇団の規模を拡大。2022年7月上演の『バウワウ』では社会問題を描くなど、積極的に活動を続けています。
「多様性」を考える社会派ミュージカルコメディ、キャスト募集
そして、今年5月に新作として、「多様性」を考える社会派ミュージカルコメディ『IBUKI』の上演が予定されています。
あらすじ
東のボルゾイ公式HPより
大学生オノには、“多様性”という言葉を悪用する才能がある。 文化の多様性を唱え嫌いな授業は堂々と欠席するし、 人種の多様性にあやかって純ジャパをブランド化し、 今どきレアな純血コンビニ店員としてアイドル的金儲けをしている。 辻褄なんか合ってなくても大丈夫。なんでも受け入れてみせるのが多様性ってやつだから。
コンビニに訪れたキリに、オノは一目惚れをした。 ずるいことが一つも浮かばないくらい、素敵な人だった。 キリのために善い人間になりたいと思った。
ところが、彼女のある告白によって、 オノは己の多様性に対する本当の考えに対峙せざるを得なくなる。
今年5月の上演に向けてキャストオーディションが開催されます。
オーディションは、一次審査は動画審査、二次審査は対面審査が予定されています。応募締め切りは1月27日です。詳細は必ず公式ホームページをご確認下さい。お問い合わせはibuki2023.audition@gmail.comまで。
ミュージカル『IBUKI』は2023年5月24日〜28日に全9公演、中目黒キンケロ・シアターでの上演が予定されています。
日本語ならではの言葉あそびがふんだんに散りばめられ、日本語の美しさが存分に生かされている作品が特徴的な東のボルゾイ。ぜひ奮ってオーディションにご参加下さい!