日本でも高い人気を誇る作品である、『オペラ座の怪人』。ガストン・ルルーの小説を初めてミュージカル化し、1976年に初演されたケン・ヒル版は、ミュージカル『オペラ座の怪人』の原点として世界中に愛されてきました。1992年から2018年の間6度の来日公演が行われてきており、今回2024年1月に6年ぶりの来日公演が実現します!
原作小説のエッセンスを最も忠実と評されるケン・ヒル版
『オペラ座の怪人』はブロードウェイで35年のロングラン上演が行われ、ファントムとクリスティーヌのラブストーリーを中心に描いているアンドリュー・ロイド・ウェバー版が有名ですが、ロイド=ウェバーが同作を手掛けるきっかけになったのが1976年に初演されたケン・ヒル版です。母国のイギリスをはじめ、アメリカ、カナダなどで上演。1991年のロンドン凱旋公演では、オリヴィエ賞最優秀ミュージカル作品賞、演出賞にノミネートされました。
ケン・ヒル版『オペラ座の怪人』は、“愛するが故の悲劇”という原作小説のエッセンスを最も忠実に描いている、巧みな人間描写が見どころの力強いクラシック・ミュージカル。『ファウスト』や『真珠採り』、『ルサルカ』、『海賊』、『ホフマン物語』など、珠玉のアリア(オペラの中で歌われる独唱曲)を散りばめ、ケン・ヒル氏書き下ろしの歌詞に乗せて紡がれます。
ミュージカル『オペラ座の怪人』の原点として、世界各地のファンを魅了し続けてきたケン・ヒル版が、2024年1月に6年ぶり7度目の来日公演を果たします。
イギリスを代表するミュージカル俳優&オペラ歌手が来日!
本公演でファントム役を務めるのは、イギリスのミュージカル俳優のベン・フォスターさん。イギリスのオーディション番組『ジーザス・クライスト=スーパースターアリーナ・ツアー』主役の座を射止め、ミュージカル俳優としてスターダムを駆け上がった人物です。
ウエストエンド30周年公演『オペラ座の怪人』ではファントム役を務め、同作品をオリヴィエ賞観客賞と5つ星の評価に導きました。
ファウスト役には、2007年にイギリスの番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」初代チャンピオンに輝き、一躍脚光を浴びたオペラ・テノール歌手のポール・ポッツさん。2013年のトロント国際映画祭で上映されたジェームズ・コーデン主演の映画『ワン・チャンス』は、彼の半生を描いた作品です。
これまでに日本では28万人を動員し好評を博している、ミュージカル『オペラ座の怪人』ケン・ヒル版は、東急シアターオーブにて2024年1月17日(水)〜1月28日(日)に上演です。
チケット最速先行販売は、8月5日(土)12:00〜9月1日(金)23:59です。詳細は公式HPをご確認ください。
現在上演中のミュージカル『ファントム』を観劇した方や、劇団四季の『オペラ座の怪人』を観劇したことのある方は、それぞれの作品を見比べてみると面白いかもしれません!