1992年の名作映画『ボディガード』を舞台化したジュークボックスミュージカル『ボディガード』が2024年に再演されます。これまでに日本でも、2020年(コロナ禍により殆どの公演が中止に)と2022年に上演され、好評を博してきた本作。映画ではホイットニーヒューストンが演じたレイチェル役に新妻聖子さん、May J.さん。そして、ケビン・コスナーが演じたボディガードのフランクを大谷亮平さんが演じることが決まりました。
日本でも好評を博したジュークボックスミュージカル『ボディガード』再演決定!
ミュージカル『ボディガード』は、1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で世界中で大ヒットを遂げた同名映画を舞台化した作品です。グラミー賞を受賞した「I Will Always Love You」をはじめ、映画でもお馴染みの楽曲をふんだんに使ったジュークボックスミュージカル。イギリスで最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞で、最優秀作品賞を含む4部門にノミネートされました。
これまでに10ヶ国以上で上演されており、日本では、2019年にイギリス版キャストによる初の来日公演を果たしました。更に、日本キャスト版も2020年、2022年に上演され、多くの支持を得ています。(※2020年春に公演を予定していた日本キャスト版初演は、コロナ禍の影響により殆どの公演回が中止に)
『ボディ・ガード』の主人公レイチェル・マロンは歌手や女優として活動するスーパースター。姉のニッキーと共にオスカー賞を目指しています。しかし、数か月前から、謎のストーカーに付きまとわれており、周りでは不審な出来事が続いていました。
レイチェルの身を案じるマネージャーのビルからの強い薦めで、敏腕ボディガードのフランク・ファーマーが、彼女の警護に当たることに。しかし、オスカー賞レースのためレイチェルの露出を高めたい広報担当のサイや、古参ボディガードのトニーはフランクのことをよく思っていません。
何よりも、レイチェルは、緊迫した状況にも関わらず、フランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしないのでした。そんな時、レイチェルは自身の身勝手から危険な目にあったところをフランクに救われ、信頼を置くようになっていきます。
急速に距離を縮める二人。しかし、フランクは依頼人と深い仲になることに躊躇し、けじめをつけようとレイチェルを突き放します…。
セットリスト
ACT1
「Queen of the Night」(夜の女王)
「How Will I Know」(恋は手探り)
「Greatest Love of All」(グレイテスト・ラブ)
「Saving All My Love for You」(愛はあなたのもの)
「Million Dollar Bill」(100万ドルの恋)
「I Wanna Dance with Somebody」(すてきなSomebody)
「So Emotional」(ソー・エモーショナル)
「Run To You」(ラン・トゥー・ユー)
「Where Do Broken Hearts Go」(壊れたハート)
「I Have Nothing」(アイ・ハヴ・ナッシング)
ACT2
「All the Man That I Need」(この愛にかけて)
「I’m Every Woman」(アイム・エヴリ・ウーマン)
「All At Once」(突然…)
「Jesus Loves Me」(主は我を愛し給う)
「One Moment in Time」(ワン・モーメント・イン・タイム)
「I Will Always Love You」(オールウェイズ・ラヴ・ユー)
「I Wanna Dance with Somebody」(すてきなSomebody)
『ボディガード』の世界を作り上げる豪華キャストが集結
振付・演出を手掛けるのは、前回までに引き続きジョシュア・ベルガッセ氏。
スティーブン・スピルバーグ監督が製作総指揮を担当したNBC ミュージカルドラマ『SMASH』の振付でエミー賞を受賞。『オン・ザ・タウン(再演)』『チャーリーとチョコレート工場』や『GIGI』 など数多くのブロードウェイ・ミュージカルを振付しています。
日本では、2018年上演の宝塚歌劇団宙組『WEST SIDE STORY』の演出・振付で好評を博しました。創意工夫に満ちたステージングで、パワフルできらびやかな世界を創り上げます。
キャストには、抜群の歌唱力でミュージカル界を牽引する存在の新妻聖子さんと、紅白歌合戦にも出場し、幅広い世代から支持を集めているMay J.さんが前回に続きレイチェル・マロン役をWキャストで演じます。
そして、レイチェルを守るボディガード、フランク・ファーマー役を、端正なルックスと確かな演技力で、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、NHK 連続テレビ小説『まんぷく』、NHK 大河ドラマ『青天を衝け』などに出演している大谷亮平さんが演じます。初演から3回目の出演で、『ボディガード』の世界観を作り上げます。
レイチェルの姉ニッキー役には AKANE LIVさん。
レイチェルの広報担当サイ・スペクタ ーには、水田航生さん。
古くからのボディガード、トニー・シベリを加藤潤一さん、レイチェルにつきまとう正体不明のストーカーを大久保祥太郎さんが演じます。
そして、レイチェルを支え続けるマネージャーのビル・デヴァニーを内場勝則さんが演じます。
作品ラストには、キャストとお客様が一体となって盛り上がれるショーも!
明日への活力となる、エネルギッシュなミュージカル『ボディガード』は、2024年2月18日(日)~3月3日(日)東京・東急シアターオーブ、2024年3月9日(土)~3月10日(日)山形・やまぎん県民ホール、2024年3月30日(土)~4月7日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演です。
詳細は公式HPをご覧ください。
新たなキャストも迎え、更にパワーアップしていくであろう『ボディガード』カンパニー。東京公演の一般発売日は11月18日(土)を予定しています。