2019年にウエストエンド、2020年にブロードウェイで上演され、2022年トニー賞では、8部門にノミネート、ミュージカル衣裳デザイン賞、オリジナル楽曲賞を受賞した大ヒットミュージカル『SIX』。ヨーロッパ各地や韓国でも上演されている本作が、ついに日本にやってきます!
ヘンリー8世の6人の妻がポップ&ロックに歌い上げる!
英国史上最も有名な暴君として知られている英国王ヘンリー8世の、6人の妻たちが「誰が一番ひどい目に合わされたか」を競い、各々の劇的な人生をポップ&ロック調のキャッチ―な楽曲で歌い上げるミュージカル『SIX』。
ヘンリー8世の6人の妻はそれぞれ壮絶な運命を辿っており、1人目の妃キャサリン・オブ・アラゴンは、長年連れ添ったにも関わらず王が愛人と結婚する為に離婚。2人目の妃アン・ブーリンは略奪婚に成功し王妃の座を得るも斬首に処せられます。3番目の妃ジェーン・シーモアは王待望の息子を産むが産褥死。4番目の妃アナ・オブ・クレーヴスは結婚前に見た肖像画と似ていないという理由で即離婚。5番目の妃キャサリン・ハワードは、前恋人との密会が疑われ斬首。6番目の妃キャサリン・パーは、王に先立たれ生き残ることに。
劇中では「Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Died(死亡)、Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Survived(死別)」と6名が辿った人生のキーフレーズが掲げられます。
6人の王妃が現代に蘇って80分間のノンストップライブパフォーマンスを繰り広げるミュージカルとなっており、ビヨンセやアデル、セリーヌ・ディオンなど現代のスターをモチーフに各キャラクターが作られています。
本作の始まりはなんと2人の学生。ケンブリッジ大学の学生だったトビー・マーロウとルーシー・モスが20代で、約10日間で基本構想を仕上げたのだとか。世界最大の芸術祭エジンバラ・フェスティバル・フリンジで発表されるとたちまち話題となり、すぐにUKツアーが決定。瞬く間にヒット作となり、2019年にはウエストエンドで公演。更にはUKツアーと北米ツアーを経て、2020年にはブロードウェイでも上演。その人気は止まることを知らず、ヨーロッパ各地やオーストラリア、韓国等世界各国で上演されることになりました。
2019年にはオリヴィエ賞で作品・助演・音楽・振付・衣裳デザインの5部門でノミネート、2022年トニー賞では、8部門にノミネートされ、ミュージカル衣裳デザイン賞、オリジナル楽曲賞受賞。SNSを通して若者からの人気も高く、現代のメガヒットミュージカルといえます。
そんな『SIX』が待望の日本上演!ミュージカル『SIX』来日版(英語上演・日本語字幕)としての上演となります。2025年1月、EXシアター六本木にて上演予定です。公式HPはこちら