2009年トニー賞11部門ノミネート、3部門受賞、2010年にはピューリッツァー賞も受賞したミュージカル『next to normal』が、シアタークリエにて3度目の上演を迎えます。望海風斗さん、甲斐翔真さん、渡辺大輔さんが続投し、新キャストとして小向なるさん、吉高志音さん、中河内雅貴さんが加わります。

日本独自の演出・デザインで再演

音楽 トム・キット、脚本/歌詞 ブライアン・ヨーキーによるミュージカル『next to normal』。家族間の絆やその崩壊と再生、心の病への向き合い方をミュージカルで描いた本作は大きな評判を呼び、2009年にトニー賞11部門ノミネート、主演女優賞・楽曲賞・編曲賞の3部門を受賞。2010年にはピューリッツァー賞の戯曲部門を受賞しました。

日本では2013年にオリジナル版と同じ演出・デザインにて初演を迎え、2022年には演出・上田一豪さんのもと、日本独自の演出・デザインにて上演。2組のチーム制によって上演が行われました。

今回も演出を上田一豪さんが担当し、日本独自の演出・デザインでの再演となります。望海風斗さん、甲斐翔真さん、渡辺大輔さんと続投キャストに加え、『この世界の片隅に』での好演も記憶に新しい小向なるさん、現在シアタークリエにて上演中の『GIRLFRIEND』で歌唱力の高さを発揮している吉高志音さん、多くの作品で存在感が光る中河内雅貴さんが新キャストとして加わります。

<あらすじ>
母、息子、娘、父親。普通に見える4人家族の朝の風景。

ダイアナの不自然な言動に、夫のダンは優しく愛情をもって接する。息子のゲイブとダイアナの会話は、ダンやナタリーの耳には届いていないように見える。ダイアナは長年、双極性障害を患っていた。娘のナタリーは親に反抗的で、クラスメートのヘンリーには家庭の悩みを打ち明けていた。

益々症状が悪化するダイアナのために、夫のダンは主治医を替えることにする。新任のドクター・マッデンはダイアナの病に寄り添い治療を進めていくが…

ミュージカル『next to normal』は2024年12月6日(金)から30日(月)までシアタークリエにて上演。2025年1月に博多座、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでのツアー公演が行われます。公式HPはこちら