2020年に結成、社会問題に切り込んだオリジナルミュージカル等、話題作を発表し続けている新進気鋭の劇団・東のボルゾイ。歌舞伎や盆踊りにインスパイアされた新作ミュージカル『ソフトパワー』が11月9日まで映像配信中です。
恋とハイで前後不覚のお祭りミュージカル
東京藝術大学出身の脚本家・島川柊さん、作曲家・久野飛鳥さん、演出家・大舘実佐子さんが主宰する劇団「東のボルゾイ」。2021年3月にミュージカル『なんのこれしき2020』を上演して以降、平均2本の本公演と1本のミニ企画を上演、精力的な活動を続けています。
セクシャルハラスメントとセカンドレイプを描いた『バウワウ』、人種差別や多様性について取り上げた『IBUKI』など、社会問題に切り込むミュージカル作品が魅力です。
そんな「東のボルゾイ」の第7回公演が新作ミュージカル『ソフトパワー』。“歌舞伎や盆踊りにインスパイアされた、お祭りミュージカル現代劇”と銘打たれており、日本の民謡や伝統芸能のエッセンスを多く取り入れながら、真実性や誠実さが過剰に求められる現代において苦しさを感じている人々を描いた作品です。
9月11日〜9月15日、中目黒キンケロ・シアターで上演された本作の公演記録映像が11月9日まで配信中。配信チケットは税込3,000円で、バックステージオフショット(本番前や楽屋の様子)ミニ映像付きとなっています。ミュージカル『ソフトパワー』配信チケットページはこちら
キャッチーな音楽と共に、現代を生きる若者を描く東のボルゾイ。日本のオリジナルミュージカルの可能性を切り拓いている劇団です。気軽に観られる配信でぜひ世界観を感じてみてください。