“完璧なる執事”鎌塚氏シリーズ、待望の新作上演が決定しました。3年ぶりとなる新作はなんとホラーコメディ！怪奇現象が起きる幽霊屋敷を舞台に、鎌塚氏は今回、一体どんなことに巻き込まれていくのでしょうか。

作・演出:倉持裕×主演:三宅弘城　“完璧なる執事”鎌塚氏シリーズとは

舞台の脚本や演出を多数手掛ける倉持さんと、舞台に映像作品そしてバンドと多才な才能をみせる三宅さんがタッグを組んで上演されている鎌塚氏シリーズ。2011年の初演『鎌塚氏、放り投げる』から6作品が上演され、そのたびに客席を楽しませてくれました。三宅さん演じる完璧な執事の鎌塚アカシが、さまざまな騒動に巻き込まれていく様をテンポ感のいいコメディ作品として描かれており、シリーズごとに鎌塚氏を取り巻くキャラクターの濃い人物たちが、脇を固めます。

7作目となる『鎌塚氏、震えあがる』の上演が決定したことに倉持さんは、喜びを感じるとともに「一定の信頼も獲得できているようで、それを裏切らないよう、品質保証に努めます」とコメントされ、シリーズとして続いていることに対して、期待感に応え続けることの難しさを感じます。また主演を務める三宅さんは、7作目まで続いたことに驚きつつ、今回も素敵な共演者の方に囲まれることに「ワタクシ幸せモンです」とコメントされています。

さらに今回は、6作品上演してきた本多劇場から世田谷パブリックシアターに場所を変えての上演です。

“鎌塚アカシ“を取り巻く個性的で多彩な豪華な出演者たち！

毎回出演するキャストが豪華な“鎌塚シリーズ”。今回も豪華な出演者の方たちが勢揃いしました。

鎌塚アカシが使える大御門伯爵家の女主人・大御門カグラを演じるのはシリーズ初出演の天海祐希さん。「鎌塚氏シリーズに出演させて頂ける事、仲良しの三宅さんとご一緒させて頂ける事、倉持さんの脚本で演じられる事、念願だったので、嬉しくて仕方ありません！」とコメントされ、シリーズへの出演を楽しみにされていることが伝わって来ます。天海さんの出演に他の共演者も「大きな大きな大輪の華（三宅さん）」「天海祐希様が降臨…！（ともさかさん）」とコメントされるほどの期待の高さを感じます。どんな華をこの作品で咲かせてくれるのでしょうか。

カグラの姉の夫である相良ナオツグ男爵を、こちらもシリーズ初出演となる藤井隆さんが演じます。近年、話題作への舞台出演が続き、コメディからシリアスまでどんな作品でも存在感を発揮する藤井さん。今回の舞台では、持ち前のコメディセンスを存分に発揮されて、この作品を盛り上げてくださるのではないかと思っています。

羽瀬川なぎさんはナオツグの娘・アガサを演じます。今回の出演をとても楽しみにされているそうで、「あの鎌塚氏シリーズに参加できる！あの世界線の一員になれる！と、出演が決まった瞬間から、鎌塚氏に会える日が楽しみで仕方ありません」とコメントされるほど。朝ドラなど映像作品での活躍を経て、約2年半ぶりの舞台出演でどんな姿をみせてくれるのか、注目の俳優さんです。

近くに住む侯爵夫人・八鬼ユラコは池谷のぶえさんが演じられます。昨年は特に舞台での活躍が目覚ましく、その活躍が評価され、第31回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞されました。今年も話題作への出演が続いており、どんな難役でも演じられる姿が印象的な俳優さんです。池谷さんはこのシリーズのファンだそうで、その作品への愛は、愛知にまで行って観劇されるほど。そんな作品への出演ということで、“唯一無二のコメディエンヌ”っぷりをどのように発揮されるのかが楽しみです。

そのほかにも、シリーズ全作に出演されているお馴染みの宇佐スミキチを演じる玉置孝匡さん、そして鎌塚アカシの想い人であり一度振られた相手である上見ケシキはともさかりえさんが演じます。ともさかさんは5作目の『鎌塚氏、舞い散る』以来の出演です。

『鎌塚氏、震えあがる』は、2025年3月30日（日）〜4月20日（日）まで東京・世田谷パブリックシアター、4月24日（木）に島根・島根県民会館大ホール、4月29日（火・祝）〜5月6日（火・休）まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、5月10日（土）、11日（日）に新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場、5月15日（木）〜18日（日）まで愛知・東海市芸術劇場大ホールで上演されます。詳しくは公式ホームページをご覧ください。