演劇作品を観た時、「この台詞が凄い!」「脚本をじっくり読んでみたい」と思ったことはありませんか?一般社団法人日本劇作家協会が運営するウェブサイト「戯曲デジタルアーカイブ」では1,000本以上の戯曲を無料で見ることができます。

「劇作家協会新人戯曲賞」受賞作・最終候補作品も掲載

一般社団法人日本劇作家協会(東京都杉並区、会長:瀬戸山美咲さん)が運営する、ネット上で日本の作家の戯曲を無料公開するウェブサイト「戯曲デジタルアーカイブ」。2021年に「一人でも多くの方に、末永く戯曲を味わってほしい、また適切な方法で演劇作品として上演してもらいたい」という思いのもと、約500本あまりの作品を掲載しスタートしました。以降定期的に日本全国、現代作品から古典作品まで幅広く掲載作品を追加し、掲載作品は1,000本を超えています。

掲載されている戯曲は、井上ひさしさんの『父と暮せば』や野田秀樹さんの『野獣降臨』、岩松了さんの『薄い桃色のかたまり』、詩森ろばさんの『葬送の教室』など名劇作家の作品から、池田亮さんの『姿』、横山拓也さんの『モモンバのくくり罠』、高羽彩さんの『ヒトラーを画家にする話』など新進気鋭の劇作家の作品まで様々です。

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また先日開催された第30回劇作家協会新人戯曲賞の受賞作品『4047(ヨンゼロヨンナナ)』(作:斜田章大さん)、最終候補に残った作品『春の日の花と輝く』 (作:辻本久美子さん)、『夜の初めの数分間 ~画子とひまわりの場合~』 (作:渋谷悠さん)、『旅の支度』(作:本橋 龍さん)、『光を踏んで走りはじめた』(作:波田野淳紘さん)も掲載されています。

上演時間、上演人数についても記載されている上、上演料の見積もりや上演許諾システムも実装されているため、演劇部や演劇サークルなどで上演作品を探している方にも便利です。

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