ロングラン公演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』、7月の新キャストとして、ダンブルドア役に市村正親さん、ハーマイオニー役に松井玲奈さんと奥村佳恵さん、ロン役に上山竜治さんと関町知弘さん(ライス)が決定。さらに、ハリー・ポッター役に大貫勇輔さんのカムバックが決定しました。

「ついにお呼びがかかりました」

2022年から東京公演が開幕し、総観客数110万人を突破した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。4年目キャストとしてハリー・ポッター役に稲垣吾郎さん、平岡祐太さんの出演が発表されていた本作で、新たに22名の新キャストが発表されました。

稲垣さん、平岡さんと共にハリー・ポッター役を務めるのは、約1年ぶりのカムバックとなる大貫勇輔さん。

そして今年76歳を迎えた演劇界のレジェンドであり、現在、『屋根の上のヴァイオリン弾き』に出演中の市村正親さんが、魔法界において20世紀で最も偉大な魔法使いと言われているダンブルドア役に挑戦することになりました。

市村さんは「いつお呼びがかかるかと思っていた”ハリポタ”…ついにお呼びがかかりました。何が嬉しいって、子ども達がめっちゃくちゃ喜びそうです!子ども達は「ハリー・ポッター」の映画、舞台を網羅しているので、ダメ出しをもらわないように、良いタンブルドア先生を演じようと思います」と意気込みます。

さらに、ハーマイオニー役に松井玲奈さんと奥村佳恵さん、ロン役に上山竜治さんと関町知弘さん(ライス)が決定。

松井玲奈さんは「学生時代、通学用の手提げ鞄の中にはいつも「ハリー・ポッター」シリーズが入っていました。お気に入りのキャラクターはハーマイオニー。彼女のようにいつも本を読んでいた私は、友人に「本ばっかり読んでいてハーマイオニーみたいだね」と言われていました。幼い頃の”いつかなれたらいいな”という空想が、まさか現実になるなんて!今はこれから飛び込む魔法の世界への期待で身体中が満たされています」と出演の喜びを語ります。

奥村佳恵さんも「私の青春は、「ハリー・ポッター」と共にありました。どうかホグワーツの入学許可証が届きますように、そして絶対グリフィンドールに入れますようにと願っていた11歳の私。将来はきっと闇払いとして活躍するんだ、、!と、なんなら最近まで夢見ていました。そんな私が19年後のハーマイオニーとしてあの世界を生きることになるなんて。私も彼らのように、勇気をもって大胆に、思いやりの心を忘れず、仲間を信じて挑みます」とハリー・ポッターシリーズへの熱い想いを語ります。

上山竜治さんは「初めてこの作品を観劇したとき、演劇の可能性を遥かに広げた魔法の演出に感動し、また親として子どもとの向き合い方に葛藤するハリーたちの姿に心を打たれ、客席で号泣したことを覚えています。不器用だけど、家族や仲間を全力で愛しながら生きる、優しくてお茶目なロン。いつも周りに笑いとスパイスを届けてくれる彼を繊細かつ大胆に演じたいです」とコメント。

関町知弘さんは「合格の知らせを受けた時は、興奮してかなりの距離を家まで歩いて帰ったのを覚えています。 ロン・ウィーズリー役を演じさせていただくということで、重圧はもちろんありますが、キャスト・スタッフの方々の力を借りて、皆様に愛されるロンになりたいと思います」と意気込みます。

また、ドラコ・マルフォイ役に渡辺邦斗さん、ジニー・ポッター役に安藤聖さん、吉井怜さん、アルバス・ポッター役に原嶋元久さん、スコーピウス・マルフォイ役に大久保 樹さん、デルフィー役に野邑光希さん、マクゴナガル校長役に岡 まゆみさん、白木美貴子さんが決定しました。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』はTBS赤坂ACTシアターにてロングラン上演中。公式HPはこちら