「ちがいをちからに変える街。」を目指す渋谷。個性豊かな人々が行き交い、流行・文化の発信地となっている街。だからでしょうか、この街にある劇場もどこか未来的で、新しい時代を感じさせる場所のように感じます。今回は、そんな渋谷の劇場のなかから、3つの劇場をご紹介させていただきます。

01 Bunkamuraシアターコクーン
~自由度の高い劇場が生み出す大胆で創造的な舞台表現~

演劇、コンサート、コンテンポラリーダンスなど、ジャンルを問わずさまざまな舞台を提供するBunkamuraシアターコクーン。大きな特徴の一つに、舞台面と客席の一部が可動式になっていることがあります。それによって、自由な発想での舞台づくりが可能となっており、結果として同時代のアーティストが互いに触発・刺激しあいながら多彩な表現を生み出す場所となりました。4月18日(日)~25日(日)まで『シブヤデアイマショウ』が上演予定です。 公式ホームページはこちら

02 東急シアターオーブ
~渋谷を代表する情報拠点に生まれた劇場~

1956年に開業し、時代を先取りするライフスタイルを提案し続けてきた東急文化会館。そのDNAを継承する高層複合施設:渋谷ヒカリエの11階にある劇場、それが東急シアターオーブです。NYのブロードウェイ、ロンドンのウエストエンドからの来日公演をはじめ、国内外の傑作ミュージカルを上演しています。渋谷の夜景が一望できる2階席ホワイエでは非日常空間を楽しめます。5月15日(土)、16日(日)からはミュージカル映画の名曲で綴るコンサート『グレイテスト・ヒッツ・フロム・ミュージカルムービー』が上演予定です 公式ホームページはこちら

03 新生・PARCO劇場
~時代と芸術のパワーを発信する劇場の第二幕~

渋谷PARCO建替えに伴い休館となったPARCO劇場ですが、 2016年8月の休館から約3年半、2020年の1月についに新開場しました。大きすぎず、だからこそ生まれる舞台と客席の親密感。PARCO劇場ならではの特徴はそのままに、こけら落とし公演の『志の輔らくご ~PARCO劇場こけら落とし~』以降、さまざまな公演が行われています。次回の公演は4/17(土)から上演のPARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』。3/20(土)からチケット一般販売です。公式ホームページはこちら(撮影:尾嶝太)

Kei

いかがでしたでしょうか。さまざまな商業施設・エンタメ施設にオフィスが立ち並ぶ渋谷、お立ち寄りの際には、ぜひ劇場へも足を向けてみてください。