2023年に帝国劇場で日本版が初演されたミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の再演が決定しました。ウィリー・ウォンカ役に堂本光一さん、バケット夫人役に観月ありささん、ジョーじいちゃん役に小堺一機さんら初演キャストが再び集結し、2026年3月にウェスタ川越、4月に日生劇場、5月に福岡公演、6月に大阪公演が行われます。

初演キャスト&クリエイティブ・スタッフが再集結

ロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』を原作に、イギリス・ウエストエンドで2013年にミュージカル化された『チャーリーとチョコレート工場』。

日本版では翻訳・演出をウォーリー木下さん、訳詞を森雪之丞さん、振付をYOSHIEさんと松田尚子さん、美術・衣裳などのアートディレクションを増田セバスチャンさんが手がけ、ポップで色鮮やかな世界観を作り上げました。さらに劇場にチョコレートの匂いが漂うなど、五感を刺激する演出が話題となりました。

そんなミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』が、再び帰ってきます。ウィリー・ウォンカ役に堂本光一さん、バケット夫人役に観月ありささん、グループ夫人役に鈴木ほのかさん、ボーレガード氏役に芋洗坂係長さん、ソルト氏役に岸祐二さん、ティービー夫人役に彩吹真央さん、ジョーじいちゃん役に小堺一機さんと、初演キャストが再集結。

新たにチャーリー・バケット役を演じるのは、ミュージカル『四月は君の嘘』にも出演する小金輝久さん、ミュージカル『昭和元禄落語心中』で初舞台となった瀧上颯太さん、『王様と私』『1789-バスティーユの恋人たち-』に出演、10月からは『エリザベート』に出演する古正悠希也さんのトリプルキャストです。

オーガスタス・グループ役は有澤 奏さん・渡邉隼人さん、ベルーカ・ソルト役は寺田美蘭さん・原ののかさん、バイオレット・ボーレガード役は木村律花さん・吉田璃杏さん、マイク・ティービー役は大園尭楽さん・小山新太さんが務めます。

<ストーリー>
チャーリー・バケットは、心優しい男の子。
愛にあふれる働き者の母親(観月ありさ)やジョーじいちゃん(小堺一機)たちと 手を取り合いながらささやかに暮らしている。唯一の楽しみは年に一度、 「ウォンカのとびきり最高めちゃうまチョコ」を自分の誕生日に買ってもらうことだ。
一方、人間不信に陥り世間から身を隠し、自らのチョコレート工場に閉じこもり続けているウィリー・ウォンカ(堂本光一)、またの名をキャンディー・マン。 彼はある計画を進めていた・・・・・。

ある日、驚くニュースが世界中を駆け巡る。
あのウォンカのチョコレート工場が公開されるというのだ。しかも案内役はウォンカ自身。
5枚のゴールデンチケットをチョコレートに忍ばせて、 それを引き当てた者が工場見学に参加できるという。
そのニュースにチャーリーも跳びあがらんばかりに喜ぶが、チョコレートを買うお金はどこにもない。しかしニュースでは、次々とコンテストの当選者が発表されていき、とうとう残りの1枚にまでなってしまう。
あきらめかけたその時、チャーリーに奇跡の瞬間がおとずれる・・・・・。

5人の当選者たちの運命、そしてウォンカの真の目的とは。 謎めいたチョコレート工場の扉がいま、開かれる・・・・・!

コメント到着!

堂本光一
堂本光一です。
『チャーリーとチョコレート工場』、オープニング公演は2026年3月27日から31日まで、ウェスタ川越、そして4月7日から29日まで日生劇場で公演を行います。
世界中色々なところで公演が行われている『チャーリーとチョコレート工場』ですが、僕としては日本の『チャーリーとチョコレート工場』が一番じゃないかと・・・!
あまり自分が出ている作品でこういう言い方をすることはないのですけど、自信を持ってお送りしたいなと思っております。
自分としては日生劇場という場所も、本当に久しぶりです。 ずっと『SHOCK』を帝国劇場で演じさせていただいたのですが、その前に一度、日生劇場に立ったことがありまして、それ以来となります。本当に楽しみにしております。
ぜひ多くの方に『チャーリーとチョコレート工場』をご覧いただきたいと思っております。
よろしくお願いします。

観月ありさ
2023年の日本版初演から3年、再演として『チャーリーとチョコレート工場』が帰ってくることに私自身もとてもワクワクしています!
再びバケット夫人として舞台に立てることにも喜びでいっぱいです。
座長の堂本光一さんはじめ、素晴らしいクリエイティブ・スタッフとキャストが再集結し、また共に「チャーリーとチョコレート工場」の世界を作れることがとても楽しみです。
子役達もまた新たなメンバーになるので、今度はどんなチャーリーに出会えるのか、新たなチャーリーとの出会いも楽しみにしています。
たくさんの方々に『チャーリーとチョコレート工場』の世界観を感じていただけたら嬉しいです!

小堺一機
また〝ジョーじいちゃん〟を演じられるなんて!こんな嬉しい事はありません!
堂本光一座長の元、プロフェッショナルなスタッフ、キャストと夢の世界を創り上げ
お客様に喜んでいただける舞台にするために精進いたします!
劇場でお会いしましょう!

ウォーリー木下<日本版翻訳・演出>
甘みと苦味。複雑な香り。食べすぎると体に悪いし、鼻血も出る。でもやめられない中毒性がある。チョコレートの話でもあるし、僕が作りたいエンターテインメントの話でもある。「チャーリーとチョコレート工場」はまさしく僕にとってやりたいことが叶った“夢の工場”だ。それもこれも、座長の光一さん演じるファンタジックなのに人間味のあるウォンカを筆頭に、名だたるキャストの皆さんの演技の素晴らしさと、スーパースタッフが集まって作り上げた唯一無二の世界観のおかげです。再演も嬉しいですが、できればどこかのテーマパークでロングランを!

ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』は2026年3月27日から31日までウェスタ川越 ≪オープニング公演≫、4月7日から29日まで日生劇場、5月に福岡公演、6月に大阪公演が行われます。