「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」を目指し、日々演劇や舞台公演が盛んに行われている街、池袋。『池袋ウエストゲートパーク』で知られる池袋西口公園をコンサート、ダンス、演劇などに対応した「野外劇場」としてリニューアルするなど、「国際アート・カルチャー都市」の実現に向け、大規模な都市開発に取り組んでいます。今回は、そんな池袋にある3つの劇場をご紹介します。

01 東京芸術劇場

東京芸術劇場は非常に大規模で、日本でも有数の複合芸術施設です。1990年に開館、2012年9月にリニューアルオープンしました。

世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用の大ホール(コンサートホール)、演劇や舞踊などの公演を行う中ホール(プレイハウス)、2つの小ホール(シアターイースト、シアターウエスト)の他、リハーサル室や展示ギャラリーを備えています。

プレイハウスは座席数834席、約60人規模のオーケストラピットを備えたホールで、ミュージカル、演劇、舞踊などの舞台作品に最適なホールとなっています。

02 東京建物 Brillia HALL

東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)は、旧豊島公会堂跡地に令和元年(2019年)11月に開館した公立劇場です。

3階席構造で座席数1300席。まだできて間もない劇場ですが、次々とロングラン公演を上演しています。東京の新たなミュージカル、演劇の上演拠点として注目されています。

03 サンシャイン劇場

サンシャイン劇場は、サンシャインシティ文化会館4階にある劇場で、1978年のサンシャインシティオープンと同時に開館しました。

座席数は808席、黒を基調としたデザインで落ち着いた雰囲気の中でゆったりと公演を楽しむことができます。

コンサートをはじめ、ミュージカル、演劇、歌舞伎、映画上映会など、様々なイベントに対応。サンシャインシティ内にあるので、観劇の合間にショッピングやランチを楽しめるのも特徴です。3月1日より改修工事のため、現在休業中です。

Nagisa

大小様々な劇場が多く並ぶ池袋は、気軽に演劇を楽しめる街です!ショッピングやランチも楽しみつつ、ぜひ池袋の街で舞台芸術に触れてみてください!