ミュージカルは感性が磨かれるエンターテイメント。親子で初めてミュージカルを観劇するときは、「子どもが最後まで集中して観られるか」が心配なところ。そんな心配を打ち消してくれる作品が、劇団四季のディズニーミュージカル『ライオンキング』です。楽しい音楽、愉快なキャラクター、王として成長していく主人公シンバの勇敢さに、親子でハマってしまうこと間違いなしですよ!

01 子どもが退屈しない感激ポイントが盛り沢山!

劇団四季では、3歳以上のお子様からチケットを購入できます。(2歳以下のお子様は入場不可)3歳というと、言葉が豊かになって知識欲が強くなる時期。『ライオンキング』を観たら「なんで?」「どうして?」という好奇心が刺激される場面がたくさんあるでしょう。

冒頭の「サークル・オブ・ライフ」のシーンでは、サバンナの動物がたくさん出てきます。可愛らしいけれどリアルな動物の動きをするパペットたちに、きっと目が釘付けになってしまいますよ。

また、ラフィキが話すズールー語の台詞の数々や、スワヒリ語で「くよくよするな」という意味の「ハクナ・マタタ」など、聴きなれないアフリカの言葉も刺激的です。

おませな女の子は、シンバとナラのロマンスにうっとりして夢中になってしまうかもしれません。幼馴染の男の子と恋に落ちるなんて、小さな女の子でも憧れてしまうシチュエーションですよね。

子どもを夢中にさせる場面が多い『ライオンキング』ですが、万が一泣き出したりしてしまったり、話し出してしまったときには客席の後方にある無料の親子観劇室を利用しましょう。現在新型コロナウイルス感染症対策のため親子観劇室の利用は中止されていますが、劇場ロビーには舞台を映すモニターが設置されており、そこで休むことができます。

@Disney

02 思っていた以上に感動してしまうのは、親のほうかも!?

『ライオンキング』は子ライオン・シンバの成長物語。プライドランドを治めるライオンの王ムファサの世継ぎとして、シンバが誕生するところから物語は始まります。しかし未来の王の誕生を快く思わない伯父のスカーは、ムファサとシンバを葬り去ることを計画。ムファサはシンバを助けたものの、スカーによって崖から突き落とされ、息絶えます。スカーに脅され、自らの責任でムファサが死んでしまったと思い込み、故郷のプライドランドを去ったシンバ。スカーがムファサの跡を継いでから王国が荒れ果てたと知り、一度は逃げ出してしまった過去に直面して戻るべきか悩みます。

過去の痛みを経験の糧にしてスカーと戦うシンバの姿には、大人でも胸を打たれます。また、作品を通して描かれるのは「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」という深遠なテーマ。生命の営みや親子の絆、心の成長が綴られ、意外と親の方が『ライオンキング』にハマってしまうかもしれませんね。

また、シンバの父親であるムファサの愛情あふれる父性にも心を動かされます。終演後はお子さんと語り合ったり触れ合ったりする時間が自然と増えそうです。

さきこ

現役の劇団四季俳優の中には、幼いころの『ライオンキング』の観劇をきっかけに劇団に入団した人も少なくありません。それほど子どもから大人まで多くの年代に感動を与える『ライオンキング』。この作品を観ることで、お子さまのミュージカル好きが開花するきっかけになるかもしれませんね。舞台ならではの興奮と感動を、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか?公式HPはこちら(6月12日まで、東京・大井町の積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]にて上演中、9月より有明四季劇場で上演予定)