名古屋発信のアクションエンターテイメントに取り組む30-DELUX NAGOYA。2007年から上演され続けている人気喜劇作品『シェイクス』を、名古屋の人気ボーイズグループBMKの佐藤匠さん、三隅一輝さんらを迎え、バージョンアップしてお届けします。

2007年から上演し続ける30-DELUXの人気作品『シェイクス』

30-DELUXは、「笑って、泣けて、考えさせられて、カッコいい」を元に、初めて演劇を見る方にも易しいエンターテイメント作品を追求し続けている団体。ミュージカルやストレートプレイとも異なる、芝居とアクションが一体となった“アクションプレイ”という新たなジャンルの確立を目指しています。

そして、30-DELUX NAGOYAは、「エンタメ演劇を根付かせる」をテーマに、2008年から公演を続けてきている名古屋で公演を行うために立ち上げられました。東海地区出身のアーティストやスタッフ中心に焦点を当て、地元の色を存分に出す「名古屋製作」に拘って作品創りを行っています。


『シェイクス』は、2007年に初演し、東京・大阪にて観客動員5,500 人を突破した人気喜劇作品。2018年には完全リメイク版を東京・名古屋・大阪の三都市で上演しました。

「人生は舞台だ」というシェイクスピアの言葉を主題とし、シチュエーションコメディとしても、アクションエンターテイメントとしても楽しめるという稀有な作品です。

2022年には、ヒロインにNMB48の川上千尋さんを迎え、30-DELUX OSAKAバージョンを上演。演出には国内外の数々のテーマパークショーや、B’zや倉木麻衣さんといったメジャーアーティストのライブ演出を手がける金谷かほりさんを迎えました。また、金谷さん率いるエンターテイメント集団「Fierce」の主力メンバーも公演に参加し、ミュージカルヒューマンアクションプレイとして新たに生まれ変わりました。

配役・演出家を変え、東海ならではの魅力を引き出す-TOKAI side-

2023年2月8日(水)〜2月12日(日)に大阪にて、舞台『シェイクス2023』-KANSAI side-が上演。そして、3月2日(木)〜3月5日(日)に、愛知・中川文化小劇場にて、30-DELUX NAGOYA舞台『シェイクス2023』-TOKAI side-が上演となりました。


大阪の『-KANSAI side-』と、名古屋の『-TOKAI side-』では、配役も演出家も違い、関西版とはまた別の、東海の魅力が存分に引き出された舞台となっています。

『シェイクス』の舞台は、シェイクスピアの登場人物が一同に介するテーマパーク「シェイクスピアランド」。オープニングアクトとして行なわれるアクション活劇『ロミオとジュリエット』の開演時間が迫る中、一筋縄ではいかないキャストたちに、現場責任者の江口久之は振り回されていました。

そんな最中、彼はかつての友人が舞台の上で刺されて死ぬという予知夢を見ます。不安を打ち消せない江口の前に八年ぶりに現れる友人・匠士也。匠こそ、予知夢の中で死んだ友人であり、江口には今も彼を許せない過去がありました。夢の通りに匠は死んでしまうのでしょうか…?

主演の江口久之役を名古屋の人気ボーイズグループBMKの佐藤匠さんが、ヒロインをNMB48の泉 綾乃さんが務めます。

同じくBMKの三隅一輝さんも出演。3月5日には、スペシャルゲストでBMKの他メンバー、中原聡太さん、米谷恭輔さん、松岡拳紀さんも出演されます。

-KANSAI side-で主演江口久之役を演じているIMO*Tさんは、-TOKAI side-では別の役を演じます。

30-DELUX NAGOYA『シェイクス2023』-TOKAI side-は、3月2日(木) 〜3月5日(日) まで愛知・中川文化小劇場にて上演です。各回カーテンコールキャスト挨拶あり。千秋楽の3月5日(日) はスペシャルカーテンコールとなります。キャスト挨拶スケジュール等、詳しくは公式HPでご確認ください。

ミワ

東海地方には、「SPAC」があったり、愛知県では多くの芸術祭が開催されたりと、芸術に造詣が深く思います。30-DELUXの公演は、各都市によってどのような違いが起こるのかとても気になります!