近年話題となっているHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という気質。感受性が高く敏感な人を指し、人口の15%~20%はHSPなのだそう。HSPの方だけでなく、周囲の感情が気になったり、何気ない言葉に傷ついたりすることの多い世の中。心が沈んでしまった時、気分を立て直すためにHSPの私が観ているミュージカル映画を3ステップでご紹介します。
STEP1:『レ・ミゼラブル』の世界に入り込み泣き尽くす
まずは心のモヤモヤを取るため、ガッツリ泣いちゃいましょう。『レ・ミゼラブル』は貧しさや革命の中で生きる人々を描いたミュージカルの名作。帝国劇場での上演も実施されていますし、映画化もされています。映画ではヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイなど豪華キャストが集結。次々に登場人物たちの名曲が登場するので、現実を忘れて世界観に入り込めます。どんな苦境でも愛と希望を忘れずに立ち向かう登場人物たちに涙しながらも勇気をもらえます。
STEP2:『マンマ・ミーア!』のアガる楽曲たち&ダンスに癒される
涙を流し切ったら、ABBAの楽曲で気分をUP!ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』はギリシャ・エーゲ海の島が舞台で、美しい島の様子にも癒されます。結婚式前日に友人たちとの再会を果たすソフィとドナ親子を中心に、「マネー、マネー、マネー」や「マンマミーア」、「ダンシング・クイーン」など楽しい楽曲が展開されます。人生色々あるけれど、とにかく今を大切に楽しく生きていこう!と前向きな気持ちにさせてくれる作品です。
STEP3:1人の女性として強く生きることを実写版『アラジン』から学ぶ
最後におすすめしたいのが、2019年に実写映画化された『アラジン』。アニメのストーリーをベースに、現代の女性像に合わせてヒロイン・ジャスミンが、自ら国王を目指す強い女性に。新曲「スピーチレス」では、どんなに周囲に道を閉ざされたとしても、自分の力で強く生きていくジャスミンの意思がこめられています。ジャスミンのように、自分の信じる道を行こうと決意させてくれる映画です。ウィル・スミスがラップで歌い上げる「フレンド・ライク・ミー」も元気をくれますよ。
最近では音楽ライブに行くことで幸福度の上昇が実証されるなど、音楽には人の心を癒す大きな力があります。更にミュージカル映画は世界観に入り込むことができるため、現実でいっぱいいっぱいになってしまったときにおすすめのエンターテイメントです。ぜひ、お気に入りのミュージカル映画を見つけてみてください。