『レ・ミゼラブル』や『エリザベート』、『ミス・サイゴン』など一瞬で即完売してしまう大人気作品のチケット。先行発売・ファンクラブ発売・一般発売などあらゆる方法を駆使しても入手できず、絶望した気分になることもありますよね。しかしここで諦めるのはまだ早い!今回は、公演ギリギリまで可能性のある人気作品のチケットを入手する方法を紹介します。
安い価格で楽しめるお得感!見切り席の販売
人気作品の先行発売や一般発売でチケット争奪戦に敗れた時、次に期待できるのが見切り席の販売です。見切り席とは、その名の通りステージの一部が見切れて見えにくい席のこと。一番端の席や視界に機材の入る席などが多く、演出をきっちり楽しみたい方には不向きの席かもしれません。しかし見切り席は演出に妨げがあるのを考慮し、チケットの価格が通常の席より500円から1,000円程度安く販売されるのが一般的。
「同じ空間にいられるなら、多少の見切りは気にしない」と納得して購入できる方にはおすすめです。見切り席は最初から販売が決まっているわけではなく、一般発売が終わった後に突然販売されることがあります。各プレイガイドや劇場のホームページをマメにチェックすることが情報を逃さない秘訣です!
行けなくなった人の思いが託されたチケット!リセール機能
プレイガイドのリセールサービス機能を利用してチケットが入手できることもあります。リセール機能とは、希望の公演に行けなくなった場合に購入済みチケットを定価で他の人に譲ったり、その公演を観たい人がチケットを購入したりできるサービスのこと。
例えばチケットぴあでリセール機能を利用する場合、希望の公演に登録設定しておくと、その公演のチケットがリセールに出された時にメールで通知が届きます。自分が希望する公演とリセールに出された公演が一致した時は、念願のチケットが入手できるかもしれません。リセールされたチケットの購入権利は先着順のため、人気公演のチケットはリセールに出された瞬間に売り切れることも。チケットが入手できるかはタイミング次第ですが、行けなくなった誰かの思いが行きたかった誰かの思いを叶える希望のあるサービスです。
公演当日、最後の手段に懸ける!当日券
できることは全て挑戦してもダメだった場合、最後の手段とも言えるのが当日券。見切り席同様必ず販売されるわけではありませんが、運が良ければチケット入手だけでなく前方の良い席で観られる可能性があります。関係者席を後から解放する場合があるからです。劇場によっては、臨時で作られたパイプ椅子の場合や立ち見席の場合もあります。
当日券の取り方も公演によってさまざま。公演前日に電話で整理券を予約するパターン、公演当日の開演前に劇場の窓口で購入するパターンなどがあります。窓口で購入の場合は販売開始予定時間より早くから並ぶ人が多いので、余裕を持って向かうのがおすすめです。また当日券は支払い方法が現金のみで、クレジットカードの利用ができない場合があります。必ず確認してから予約や劇場に向かうようにしましょう。
諦めず最後の最後まで粘っていたら、即完の人気作品のチケットが入手できるかもしれません。そのためには情報を逃さないことが重要です!プレイガイドのホームページから観たい作品の通知設定を登録したり、Twitterで好きな作品や俳優のファンの方と繋がって交流したりするのも、情報に気付きやすいのではないでしょうか。