たまには悲しみの感情にみずから触れてみるのも良いかもしれません。心にズシッとくる、だけどまた観たい、悲劇の名作ミュージカル映画をご紹介します。
恐ろしく…そして美しい『オペラ座の怪人』(2004年)
フランスの作家ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を元にした映画。なのですが、この作品はあくまでミュージカル『オペラ座の怪人』の映画化という所がポイント。歌のシーンがとても多く、美しい美術セットや音楽が魅力!これまで「『オペラ座の怪人』ってなんだか難しそう」と観る機会が無かった方にもおすすめです。
“オペラ座の怪人”ファントムが一人の女性の存在に恋い焦がれ苦悩する。どうしても闇がまとわりついてしまうその姿から目が離せません。
ディズニーが贈る悲しい物語『ノートルダムの鐘』(1996年)
ディズニーで悲劇!?と意外に思われるかもしれません。確かに今作はディズニーらしくハッピーエンドになっています、でも実はこの『ノートルダムの鐘』の原作は間違いなく悲劇なんです。
主人公「カジモド」は赤ちゃんの頃に殺されかけ、そのあとも軟禁状態で成長するという壮絶なストーリー。しかし、そんな境遇でもひねくれずに優しく育ち、人との交流、勇気を出す事で成長する過程に感動間違いなしです。
Ryuji
ミュージカルは人間の喜怒哀楽を歌やダンス、芝居で表現しているもの。明るいイメージが強いですが、楽しい作品もあればもちろん悲しい作品もあります。
その時の気分にあわせて色々な作品に触れてみてはいかがでしょうか。