2023年11月に開催される関西演劇祭2023。多くの観客に劇団を知ってもらえる機会となり、演劇祭を経てドラマ脚本を担当したり、ドラマに出演したりと活躍のきっかけにもなっています。参加劇団の最終締切は5月8日と間もなくです!

ティーチインで観客と“つながる”演劇祭

COOL JAPAN PARK OSAKA SS ホールで開催される関西演劇祭では、全国から選ばれた10劇団が、作品の上演と、観客やフェスティバルディレクター・板尾創路さんからの質問に答える公開ティーチインを実施。上演時間は45分と演劇作品の中では短めですが、1つの回で2劇団のステージとティーチインが行われるため、劇団同士の交流や、新たな観客・劇団との出会いを生み出しています。

今回で5回目の開催となる関西演劇祭。関西演劇祭2021でベストアクトレス賞と観客賞を受賞した福冨タカラさんは、2023年1月から放送されていたドラマ『ひともんちゃくなら喜んで!』に出演するなど、活躍を見せています。

関西演劇祭2020アクター賞、関西演劇祭2022ベストアクター賞を受賞した北野秀気さんは、2023年1月に上演された舞台『つかこうへい復活祭2023 新・幕末純情伝』に出演。

参加劇団には「関西演劇祭プロデュース公演」参加やマスコミ・エンタメ業界との橋渡しも行われており、大きな飛躍への第一歩となるかもしれません。2023年3月には、新宿シアタートップスにて『関西演劇祭 in Tokyo』が開催され、これまで関西演劇祭に出演した劇団が出演しました。

フェスティバルディレクターを務める板尾創路さんは、「今年も新たな才能に出会えることを楽しみにしています!」とコメント。板尾さんは毎年劇団のステージを見続け、熱のこもったティーチインを行われています。

関西演劇祭2023の応募方法は?

関西演劇祭2023の応募条件は、演劇作品であること、劇団(カンパニー)として活動実績があること。また、演劇を続けていきたい、実力次第でメジャーになりたい、積極的に宣伝協力できる団体となっています。

応募方法は、HP応募フォームから必須事項を記入しエントリー、脚本・映像の提出が必要です。(旧作の場合は上演脚本と動画、新作の場合は上演予定作品の詳細プロットと過去の公演動画1作品)応募の最終締切は5月8日(月)となっています。詳細は公式HPをご確認ください。

Yurika

『関西演劇祭 in Tokyo』でたまたま観劇した幻灯劇場に圧倒され、今一番注目の劇団となりました!分数が短いからこそ、気軽に新たな劇団に出会えるのも嬉しいです。