ダンスエンターテイメント『バーン・ザ・フロア』が今年、5年ぶりに来日。日本公演スペシャルゲストシンガーとして西川貴教さんを迎え、西川さんのヒットソングやQUEENの楽曲を新しく披露します!(公演の紹介記事はこちら)
ゲストシンガーに西川貴教!「Never say Never」やQUEENのナンバー
『バーン・ザ・フロア』は、競技ダンス界でトップクラスのダンサーを世界各国から集めたダンスカンパニー。競技ダンスとショービジネスが融合した新たなダンスエンタテインメントとして誕生し、1999年にイギリスでの初演以来、ニューヨーク・ブロードウェイ公演を初め世界各国で上演。日本にもこれまでに10回来日しており、約45万人の動員を果たしています。
“ロックとクラシックの融合” をテーマに、新たなセットや新曲の披露など、さらなる進化を遂げ、5年ぶりに来日公演を行います。そして、ゲストシンガーに西川貴教さんを迎え、日本公演ならではのスペシャルコラボが実現しました。自身のヒットソングである「Never say Never」を『バーン・ザ・フロア』のダンサーたちと披露。
また、新曲「Bohemian Rhapsody」やQUEENのナンバー「We WillRock You」などが初披露されました。
競技ダンスのワルツやタンゴ、サンバといったジャンルから、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスまでが盛り込まれ、「ダンスのフルコース」を味わえる貴重な機会となっています。
また感染症対策が緩和されたため、客席降りが解禁されるなど、客席も大いに巻き込んで繰り広げられるショー。息のあったチームでのダンスパフォーマンスが魅力の公演。是非、手拍子や、声を出して、カンパニーメンバーと一体となって公演を盛り上げてください!
言葉を超えて1つになっていくダンスパフォーマンス
取材会には「バーン・ザ・フロア」の創始者でプロデューサーのハーレー・メドカフさん、クリエイティブディレクターのアルデュイーノ・バートンセロさん、プリンシパルダンサーのジョルジャ・フリーマンさん、カンパニー唯一の日本人ダンサー増田隆さんが登壇されました。
今回の公演の副題は『BE BRAVE.TOGETHER.』。「みんなで息を合わせて頑張りましょうと祈りを込めてつけました」とハーレーさん。
今回の公演について「充分に準備は出来ています、『バーン・ザ・フロア』を観に来てもらえたら、必ずや家に帰ると、頭の中は楽しかった思い出でいっぱいに、心はロマンチックな想いで満ち溢れ、体は感謝の気持ちで満ち溢れると思います」と話しました。
振り付けなどステージのクリエイティブな部分をになっているアルデュイーノさん。2016年、2018年の来日公演の際はダンサーとして公演に参加し、今回はクリエイティブディレクターとしての参加になります。
日本での公演について「日本はカンパニー全員が待ち遠しくて楽しみな国。いつも盛大な歓迎をしてもらえて、圧倒されます。我々にとってセンセーショナルなステージを楽しめる場所であり、皆様にお届けできる場所だと思っています。
カンパニーとしては今回が11回目の日本公演で、これが最後の来日になることは決してありません。今回も最高なベストなショーをお届けできるように精一杯パフォーマンスしたいと思います。
そして、わたしたちからも一生懸命エネルギーを出して頑張りますので、お客様からもエネルギーを頂きたい。良い時間を楽しめたらと思います」と語りました。
プリンシパルダンサーのジョルジャさんは、2020年の公演が感染症の関係で延期になってしまったことに触れ、「何事にも理由があると思っています。我々が今回日本に戻ってくることができたことにも必ず理由があるはずです。今回、新しいキャストでの素晴らしいショーを日本の皆様にお届けできたらと思います」とコメント。
西川さんとのコラボレーションについては、「とても光栄に思っています。日本のお客さまのためのショーを用意しているので、クリエイティブな観点からも“本物のショー”をお届けできると考えています。そして西川さんとご一緒できることもとてもスペシャルなことなので、特別感のあるショーをお届けできることがとても楽しみです」と話しました。
「日本のツアーは初めて」という増田さん。「母が日本人なのですが、家族がまだ自分の踊りを生で見たことがないので、今回、家族全員が公演を観にきてくれるので、嬉しくてたまらないです」と喜びを語りました。
西川さんとの共演については、「TVでよく拝見している有名な方なので、一緒にパフォーマンスできてすごく光栄です。母が西川さんが大好きで、報告したらすごく喜んでくれました」と心温まる素敵なエピソードも。
日本人シンガーが参加するというのはカンパニーにとって初めてのこと。西川さんは「このカンパニーにシンガーとして参加できて非常に光栄ですし、何よりこのカンパニーに求めていただけたことが嬉しいです。2020年にカンパニーと一緒にパフォーマンスすることを準備していて、3年間ずっとこの時が来るのを待ち望んでいました」とようやくコラボレーションが実現した心境を語りました。
カンパニーに参加するまではどのように輪に入っていくかを考えていたそうですが、「みんな本当にいろんな国の出身で、ダンス界のアベンジャーズのような素晴らしいみなさんばかり。なので、言葉や習慣を飛び越えてハートでみんな繋がってくれる。それがパフォーマンスに繋がっているんだなと改めて感じました」とカンパニーの雰囲気も良く、言語を越えたコミュニケーションの強さについて話してくれました。
西川さんは、今回のコラボレーションで競技ダンスなど初めて触れたダンスのジャンルもあったそう。「様々な種類のダンスを世界中のトップレベルのダンサーが踊るステージを日本でお届けできるということは本当に貴重な機会だと思います。
ダンスのパフォーマンスは言葉やいろんなものを超えて1つになっていく。コミュニケーションを取っていくことでいろんなものが通じあえるんだと証明してくれていると思うので、このステージを通じてメッセージを受け取っていただけたら嬉しく思います」と語りました。
カンテレ開局65周年記念『バーン・ザ・フロア BE BRAVE. TOGETHER.』はこの6月に東京と大阪で開催されます。東京公演は2023年6月14日(水)から6月18日(日)まで、日本青年館ホールにて上演。大阪公演は6月20日(火)から6月25日(日)まで、COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演されます。
エネルギッシュなステージにとてもパワーをもらうことができました。コロナ禍でしばらくなかった客席でのパフォーマンスも解禁されていて、間近でダンサーさんを見ることができることにテンションがとても上がります!客席を巻き込んでパフォーマンスが行われるので、ぜひ恥ずかしがらずに、参加してみてください!